「初めてのたまごクラブ」を見ると、妊娠初期に「やっていいこと・ダメなこと」のQ&Aが毎回載っています。ひと昔前は130個くらいだったのですが、最近は345個に増えています。
(「初めてのたまごクラブ」2017年冬号より)
「多すぎでしょ!」ということで、実際に気をつけたことを5つに厳選しました。「気をつけること(机上の空論)」ではなくて、「気をつけたこと(実体験ベース)」です。本当に気をつけるべきことは何なのか、ランキング形式で第5位から紹介していきます。
カナミ(1984年生まれ/子供3人/図書館司書)の場合
カナミです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:お腹に力を入れるような掃除を控えた
妊娠がわかってから、お風呂掃除やトイレ掃除など、お腹に力が入るような作業はなるべく控えました。お腹に力を入れると、赤ちゃんに負担がかかりそうでなんとなく怖くて…。
実際のところ、おなかに力を入れる掃除をしても何か異変が起きたわけではありません。ですが、妊娠初期はまだお腹も大きくなくて、妊娠をしている実感も湧きづらかったので、お腹をいたわることで、「赤ちゃんを大事にしなくては」という自覚ができたのでよかったです。
第4位:ひとつひとつの動作をゆっくりと行なった
1人目のときは妊娠初期からとにかくつわりがひどかったので、家事も休み休み行なっていました。たとえば、洗い物をしたら一旦椅子に腰掛けて休憩して、お茶を一杯飲んでから次の家事にとりかかるようにしていました。
意識して休憩を取り入れたことで、自然と一つひとつの動作がゆっくりになって、身体に負担をかけずに済んだと思います。実際に、妊娠中はむくみも貧血もありませんでした。
第3位:マスクでつわりのニオイ対策をした
1人目の妊娠がわかった翌日からつわりが始まった私は、それまで気にしていなかった排水口やトイレの匂いがダメになって、すぐ吐き気をもよおすようになりました。なので、寝ている時も常にマスクをして過ごしていました。マスクをすると、食べ物のニオイも気にならなくなるので、食事の支度のときは助かりました。
また、1人目を妊娠中は風邪を引かなかったのも、常にマスクをしていたことが風邪予防にもなったのではと感じています。
第2位:お腹を冷やさないように腹巻きをした
私は元々冷え性知らずだったので、夏は暑さに負けてお腹を出して寝ていたときもありました(笑)ですが、妊娠してからは少しでもお腹を冷やすと赤ちゃんが「寒いよ~」と言っている気がして、夏でも常に腹巻をして過ごしていました。実際に、腹巻をすると安心感もあって、下痢もしづらくなるのでおススメです!
第1位:風邪をひかないようにネックウォーマーを巻いて寝た
妊娠前はしょっちゅう風邪をひいていた私ですが、妊娠がわかったとき、すぐに「妊娠したら抗生物質は飲んではいけない」という知識が頭をよぎりました。今までは「風邪かな?」と思ったらすぐ市販の風邪薬を飲んでいましたが、「お腹の赤ちゃんに影響が出たら……」と思うと、怖くて抗生物質は飲めそうにありませんでした。
ですので、なるべく風邪をひかないように帰宅時のうがい手洗いはもちろん、寝るときは季節を問わず「ネックウォーマー」を巻いて首を冷やさないよう過ごしました。この習慣は今でも続いて、そのおかげか今では滅多に風邪をひきません!
すずこママ(1980年生まれ/子供3人/元看護師&保健師)の場合
すずこママです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:重たいものを持たないようにした
2人目を妊娠中は、介護度の高い病棟で勤務していたので、患者さんを抱えることが多くて切迫流産になりかけてしまいました。「重たいものを持つのは禁物」だと身をもって体感したので、食材の買い出しや重たいものを持つときは夫を頼りにしていました。
第4位:身体を冷やさないようにした
元々冷え症だったので、妊娠してからは特に下半身を冷やさないように気を付けていました。ヒートテックのスパッツを履いたり、100円ショップのモコモコした靴下を履いて足元を冷やさないようにして、卵を温めるように身体も温かくしていました。
第3位:葉酸サプリメントを飲んだ
赤ちゃんに必要と言われている葉酸は、妊娠がわかってすぐ飲み始めました。食べ物だけでは摂りきれない鉄分やビタミンも、妊娠中は欠かさずサプリメントで摂取していました。
第2位:カフェインをとらないようにした
カフェインも「過剰摂取しなければ問題ない」とは言われていますが、赤ちゃんにどんな影響があるのかは産まれてみないとわかりません。なので、デカフェの紅茶やスティックタイプのカフェオレを購入して飲んでいました。
↑AGF「ブレンディスティックカフェオレ やすらぎのカフェインレス」、ルピシア「デカフェティー」
第1位:添加物の食べ物や、生モノを食べないようにした
3人妊娠しましたが、妊娠初期は本当に食べるものに気を付けていました。赤ちゃんも未熟な状態なので、自分が食べるものはダイレクトに発達に関わってしまうリスクがあると思ったからです。特に、添加物の多い菓子パンやカップめん、食中毒リスクのある生ものは一切食べませんでした。
もこママ(1984年生まれ/子供4人&双子出産)の場合
もこママです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:葉酸サプリを毎日飲んだ
「妊娠中は葉酸が大事」だと聞いたので、つわりでつらくても「葉酸サプリ」だけは飲むようにしました。葉酸のほかにビタミンなども入ったサプリを飲んでいましたが、私に合っていたようで、快適に過ごすことができました。
第4位:人混みを避けた
人混みを避けた理由は2つあります。ひとつは、風邪などの病気をもらわないためです。3、4人目妊娠中は初期が冬場だったのもあって、外出時はマスクを着けていました。もう一つの理由は、人にぶつかったり、ぶつかられたりを避けるためです。妊娠初期は周りからは「妊娠中」だと気付かれないので、なるべく人混みには行かないようにしました。
第3位:コーヒーの量を減らした
家でも仕事場でもコーヒーばかり飲んでいた私には大きなことでした。特に、一人目を出産した病院では厳しく指導されて、「コーヒー飲むならノンカフェイン!」と言われていたので、かなり我慢しました。二人目以降は「我慢するほうが体に悪いからほどほどに……」と言われてホッとしましたが、それでも1日2杯くらいまでに控えました。
第2位:体を冷やさないようにした
周りから「無理したらダメよ!」の次に良く言われたのが「冷え」です。初めての妊娠のときは家族のほうが神経質になってしまって、「冷たい飲み物もダメ!」「毎食暖かいスープを飲んで!」「夏でもカーディガンを羽織って!」など言われていました。夏でも靴下を履いて、締め付けないように大きめサイズの毛糸のパンツを履いていました。
今思うと「そこまでしなくても良かったかな……」とは思いますが、周りの気遣いはありがたかったです。
第1位:とにかく無理をしないようにした
妊娠がわかったのと同時につわりが始まってしまって、思ったように動けなかったのもありますが、とにかく無理をしないようにしました。具体的には、重たい荷物は持たない、走らない、家事は手抜き、疲れたら横になる、を心掛けました。会社の同じ部署の人には初期から妊娠したことを話していたので、周りが気遣ってくれて仕事もやりやすかったです。
ちゃみっこ(1976年生まれ/子供3人/調理師)の場合
ちゃみっこです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:ジャンクフードをなるべく食べないようにした
ジャンクフードには、胎児に良くない添加物が多く含まれているので、食事はなるべく手作りのものを食べるようにしました。
スーパーやコンビニのお惣菜、カップラーメン、ファーストフードは極力やめましたが、マックのポテトだけはどうしても食べたくなって、たまに食べていました。妊娠中期に入ると、逆に体が添加物を拒むようになって、全く食べたくなくなりました。
第4位:たばこの煙(副流煙)を吸わないように気を付けた
旦那がたばこを吸うので、吸っているときは近くに行かないようにしたり、家のトイレや換気扇の下で吸ってもらうようにしました。また、外出時にも禁煙席に座るなど、たばこの煙を吸わないように気を付けました。
第3位:走ったり、転んだりしないように気を付けた
妊娠初期はまだ普通に動けるので、つい走ってしまうことがありました。階段もついついかけ上がってしまうのですが、なるべくゆっくり上がるようにして転倒に気を付けました。また、ヒールのある靴は転びやすいのでやめて、ペタンコ靴を履くようにしました。
第2位:体を冷やさないようにした
妊娠初期は、まだ赤ちゃんがいる実感があまり湧きません。そのため、家族や周囲の人から、「体は絶対に冷やしちゃダメ!」と念を押されて、とにかく暖かい服装をしていました。靴下は必ず履いて、レッグウォーマーをして、上着はいつもより1枚多く羽織るようにしました。
第1位:風邪薬、頭痛薬などの薬を飲まないようにした
もともと頭痛持ちなので、頭痛薬はしょっちゅう服用しているのですが、妊娠初期は怖いので、飲まないで我慢をしました。飲んでも平気なものもありますが、やはり心配でした。ひどい頭痛のときにはつらかったけど、「赤ちゃんのため!」と思って我慢しました。風邪で熱っぽいときも、薬は絶対に飲みませんでした。
カッチ(1983年生まれ/子供1人/元看護師&韓国在住)の場合
カッチです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:ストレスを溜めないようにした
妊娠初期はつわりもあって、気持ちも落ち込むことが多かったので、なるべくストレスになることはやらないようにしました。つわりが落ち着くまでは、義実家にも行きませんでしたし、家事も料理もさぼりました。妊娠中期になって気持ちや体力が戻るまでは、大学院も最低限の課題だけをこなして、論文も安定期に入るまで書きませんでした。
ストレスは目に見えない上に主観的なものなので、「ストレスが妊娠過程に影響する」と言っても、「やりたくないための言い訳でしょ?」と思われることもありました。理解してもらえないなら、「頭痛がする」「腰が痛い」など他の理由をつけてでも、ストレスから遠ざかるようにしました。
第4位:野良犬・野良猫に近づかないようにした
旦那の実家では外で野良犬や野良猫に餌をあげていたので、野良犬や野良猫がウロウロしていました。妊娠前は子猫に触ったりしていましたが、妊娠中は一切触らなかったですし、噛まれたりひっかかれないように近づかないようにしました。
犬猫の糞便も散らばっていたので、その場所自体に近づかないようにしましたし、散歩中に飼い犬の散歩を見かけたら、万が一を考えて避けるようにしました。
第3位:電磁波を避けた
韓国の年配の人は、石の下に電熱線を走らせて暖かくするベッドを使います。寒い冬場は、その上に座り暖をとりますが、電磁波が出ているのでどんなにすすめられても座らないようにしました。代わりに、お尻が冷えないようにブランケットを敷いた上に座っていました。
周りは、私が「電磁波が出ているかもしれない」と言っても「気にしすぎだ」と笑いましたが、胎児に責任を持つのも守るのも私だけですから、周りの意見は無視しました。
第2位:お茶や栄養ドリンクを飲まないようにした
「カフェイン=コーヒー」という印象から、コーヒーだけを飲まないようにしがちですが、緑茶や紅茶にはコーヒー以上のカフェインが入っているのを知って、お茶系も飲まないようにしました。
また、つわりで食べられないと栄養ドリンクをすすめられることもありますが、栄養ドリンクにはカフェインだけではなくて、飲んではいけない漢方が入っている場合もあるので、 飲まないようにしました。
第1位:湿布を貼らないようにした
薬の服用の中で一番盲点なのが「湿布」です。妊娠初期から腰痛があって、痛がると周りからは湿布を貼るようにすすめられました。でも、湿布はただ患部を気持ちよくさせるだけのものと、ボルタレンなどの薬物を皮膚を通して吸収するものがあります。口から飲むのと一緒なので、胎児への影響を考えて一切貼らないようにしました。
ヨカっち(1976年生まれ/子供4人/自宅出産)の場合
ヨカっちです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:ビタミンAを摂り過ぎないようにした
本来、私は野菜をたくさん食べる人なのですが、初期には緑黄色野菜を食べ過ぎないように気をつけました(※)。「ビタミンAの取り過ぎは、お腹の赤ちゃんに悪影響がある」と聞いたからです。
私は子供のときから貧血持ちで、今までは時おりレバーを食べるようにしていましたが、妊娠初期にはレバーもやめました。結果、子供は4人とも健康に生まれて、元気に育っています。
※緑黄色野菜のビタミンAは「βカロテン」で、体に必要な分だけビタミンAに変わるため、摂り過ぎの心配はありません。
第4位:疲れる前に休むようにした
妊娠前より疲れやすくなって、同じペースで家事をすると夕方につらくなってしまいました。本当はキリのいいところまでやりたい派なのですが、なるべく我慢しました。あとで疲れてしまわないように、ゆっくりめのペース配分にしたり、途中でも手を止めるように注意しました。
予防的に休むことで、体調がひどくなるのを防げたと思います。体調を一定に保つと、毎日朝から「今日は大丈夫かな・・・」と不安に思うこともなくなってよかったです。
第3位:お腹を衝撃から守るようにした
妊娠初期はおなかが出ていないので、周囲からは妊婦とわかりません。なので、混雑した電車の中でお腹が圧迫されないように守ったり、お腹周りのキツいボトムを避けたりしました。
2人目以降では、私が座ったり横になっているとき上の子がお腹の上に乗るので、「赤ちゃんが苦しいからダメだよ」と説明しました。その甲斐もあってか、4回とも流産などのトラブルに遭わずに済みました。
第2位:体調を必要以上に気にして引きこもらないようにした
妊娠初期は、つわりに加えて、けだるくて疲れやすかったです。気分まで下がって、どんどん具合が悪くなりそうでした。なので、少しのムカムカで横になったりせずに、散歩したり友達と会ったりして、自分の体調から気をそらすよう心がけました。おかげで初期をやり過ごせたし、その後も健康な妊婦生活を送れました。
第1位:おなかが空かないよう食べ物を持ち歩いた
食べづわりだったので、空腹になると吐き気が倍増しました。そのため、常に「いつどんなときでも食べられる物」を携帯して食べていました。妊娠前は大好きだった甘いものは最悪に吐き気が増すので、乾燥梅・チーズ・ドライ納豆がお気に入りでした。家でも、チーズと納豆を切らさないようストックしていました。
ちなみに、納豆は妊娠するまでは大嫌いだったのですが、妊娠で味覚が突然変わって好きになりました。つわりが過ぎると甘い物はまた好きな味に戻ったのですが、不思議なことに納豆は嫌いに戻ることもなくて好きなままです。
まこ(1984年生まれ/子供2人&元看護師)の場合
まこです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:1日1回は外の空気を吸うようにした
1人目の妊娠初期は、在宅仕事であることに加えて、初めての妊娠だったこともあって、家に引きこもりがちになっていました。ですが、家にこもりきりになると気分も落ち込みやすくて、ストレスもたまります。なので、家のベランダや玄関まででも良いから、1日1回は必ず家の外へ出て、外の空気を吸うことでリフレッシュするように心がけました。
夏で暑かったのですが、外のモワンとした熱気に触れて太陽の光を体全体で浴びることが、良い気分転換になりました。ストレスがたまりやすい妊娠初期ですが、気分転換ができたことでトラブルを起こすことなく、過ごすことができました。
第4位:体を冷やさないようにした
上の子の妊娠がわかったとき、季節は初夏で、日を追うごとにどんどん暑くなる頃でした。我が家には犬が2匹いるので、暑くなるにしたがって冷房は必須なのですが、身体が冷えて血液の流れが悪くなると、赤ちゃんにも悪い影響を与えると思いました。
なので、身体を冷やさないように、直接冷風が当たらないように調節したり、必ず靴下を履くようにしました。飲み物もなるべく常温のものを飲むようにしました。そのおかげで、妊娠中に冷えで悩むことはなくて、赤ちゃんの発育も順調でした。
第3位:葉酸サプリを飲み続けるようにした
妊娠中に摂取が推奨されている栄養素はたくさんありますが、医学的に「これが不足するとダメ」と証明されているのが「葉酸」です。私は1人目・2人目ともに悪阻によって食欲が落ちて、食べられるものはゼリー飲料がやっとの状態でした。そのため、栄養の偏りが心配でしたが、葉酸サプリだけは飲み続けるように努力しました。
第2位:外出時は必ずマスクをして感染予防を徹底した
特に2人目の時は、上の子の保育園送迎をしなくてはいけなかったので、妊娠がわかった日から送迎時には必ずマスクを着用して、感染症予防は常に意識していました。マスクで全ての感染症を防げるわけではありませんが、マスクをすることで自分自身にも「感染に注意しなくては」という意識づけができました。
また、マスクをすることで、タバコや柔軟剤などの臭いも遮断できて、つわり症状を若干和らげることもできました。感染予防を徹底したことで、1人目・2人目ともに、妊娠中はインフルエンザをはじめとする感染症には全くかからずに過ごすことができました。
第1位:家事が「つらい」と感じたら無理せず休むようにした
妊娠初期はつわりがひどくて、ほとんど寝たきり状態になってしまいました。夫と相談して、家事の負担を減らしてもらいましたが、「私は寝てばかりで、何もできずに申し訳ない」という気持ちがとても強かったです。
でも、「今ここで何か起こったら、あとで絶対に後悔する」と言い聞かせて、「つらい」と感じた時には無理せずに休むように心がけました。そのおかげもあって、1人目・2人目ともに妊娠中は大きなトラブルなく、無事に正産期に出産できました。
むつみ(1982年生まれ/子供1人/認定産後ドゥーラ)の場合
むつみです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:胃腸炎にならないように気を付けた
元々、胃が弱くて急性胃腸炎になりがちだったので、食べ物に気を付けました。妊娠から産後まで大好物の刺身・握り寿司、そして牡蠣も我慢しました。産前は残業して深夜に夕食も多かったのですが、食べる時間にも気を付けたら胃が痛くなる回数も減りました。
第4位:自転車に乗らないようにした
妊娠がわかってすぐから、自転車に乗らないようにしました。振動が直に子宮に伝わりそうで流産を心配したのと、自分が気を付けていても事故に巻き込まれるリスクが大きいと思ったからです。結果として、歩くことが増えて運動不足解消にもなったので良かったです。
第3位:体が冷えないようにした
「冷えが早産や逆子の原因になる」と聞いたので、気を付けました。「カフェインも体を冷やす」というので、基本的にはカフェインレスのお茶やコーヒーにしました。
↑セレッシャル「ハニーバニラカモミール(ノンカフェイン)」
夏場でも素足ではなくて靴下や腹巻をしていました。産後の今でも続いています。
第2位:飲み会に行かないようにした
私自身は喫煙者ではありませんが、妊娠前までは近くの人がタバコを吸うことは特に嫌っていませんでした。ですが、妊娠がわかったあとは副流煙がとても気になるようになったので、飲み会には理由を作って行かないようにしました。それまで飲み会の常連だったので、周りにはすぐに「妊娠かも」とバレましたが・・・。
第1位:風邪を引かないようにした
「妊娠初期は赤ちゃんの脳など大事な器官を作っている時期だから、抗生物質の薬が飲めない」と聞いていたので、「絶対に風邪を引かないようにしよう」と心がけていました。満員電車での通勤中・仕事中はマスクを必ず着けて、自宅にはクレベリンを置いて、とにかく「風邪の原因菌を体に入れない!」ようにしました。
↑クレペリン
あきママ(1983年生まれ/子供5人/双子出産)の場合
あきママです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:カフェインをとりすぎないようにした
もともとコーヒーが好きで、当初は全く気にせずに飲んでいました。ですが、カフェインのとりすぎは赤ちゃんにはよくないと知って、病院で言われた「1日2杯まで」を意識しました。でも、どうしてももっと飲みたい日もあったので、多めの牛乳で割ったものを飲んだり、カフェインレスコーヒーを飲むようにしました。
第4位:激辛な食べ物を避けて、鉄分やカルシウムを意識した食事にした
妊娠がわかって、食事に気をつかうようになりました。普段は激辛の食べ物が好きだったのですが、妊娠中から授乳が終わるまでは食べませんでした。
代わりに、妊娠中に不足しがちな鉄分や、カルシウムを補える食事ができるようにしました。例えば、朝の食パンをレーズンパンに変えてみたり、牛乳を毎日飲むなど、簡単にできることを毎日続けるようにしました。
第3位:体を冷やさないようにした
真夏の妊婦でしたが、仕事中はクーラーに当たっていることが多かったので、体の冷えが気になりました。特に、お腹が大きくなると頻尿にも悩まされていたので、体を冷やさない対策をしました。
具体的には、薄いひざ掛けや、羽織るものを1枚持って外出したり、飲み物も冷たいものを飲みすぎずに、温かいものも口にするようにしました。
第2位:水分を取りすぎないようにした
日ごろからむくみに悩まされていたのですが、妊娠中はむくみがさらにひどくなりました。でも、むくみを気にして水分を全くとらないのはよくないので、1回でとる水分の量に気をつけました。のどが渇いてもがぶ飲みはしないで、口の中を少し潤わせるだけでも違いました。
第1位:タバコの煙を吸わないようにした
主人は喫煙者でしたが、妊娠をきっかけに家の外でタバコを吸ってもらうようにしました。少し匂いに敏感になっていたことと、「副流煙は胎児に影響がある」ことを知って、外食などでも禁煙席に座るようにしてタバコの煙から極力避けるようにしました。
はらだひな(1988年生まれ/子供2人/身内に助産師)の場合
はらだひなです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:偏った食事にならないようにした
妊娠前はかなり偏った食生活でした。例えば、妊娠前には1日3食カレーを食べたり、朝は食べずに昼と夜だけ食事を摂るなどです。
妊娠中は、栄養バランスを考えたり、カロリー計算したりと、こと細かに食事管理をしていたわけではないですが、「偏った食事」にならないように、次の3点だけ気をつけました。
- 1日3食食べること
- 毎回違うメニューにすること
- できるだけ和食中心にすること
食事は子供の成長に影響するので、無理ない範囲で気をつけました。
第4位:転ばない靴を履いて、足元を見て歩いた
私はよく、何にも無いのにつまづいたり、転びます。転んだ拍子でお腹をぶつけたりしないように、つまづいたり転ばないように気をつけました(笑)
なぜか私はスニーカーやぺたんこの靴で転びやすいので、ヒールのある靴を履いてました。普通は逆ですよね。でも、ヒールのある靴のほうが履き慣れていて、転ばなかったです。もちろん、ちゃんと足元を見て歩くようにしました(^_^;)
第3位:ストレスを溜めないで発散した
母体のストレスは胎児に影響が出ると思って、ストレスをできるだけ小まめに発散して溜めないようにしました。仕事や主人(笑)にストレスを毎日感じてましたが、私の発散方法は一人きりの時間を作ることです。これだけですっきりしなかったら、買い物や美容院、ネイルなど美容にお金を使うと、一発でストレス発散できました。お金はかかりますが(笑)
第2位:走らない、急がないで、ゆっくり動いた
当時、担当医から「激しい運動は、早産のリスクがあるからやめてね」と言われて、走ったり、急いだ行動はしないようにしました。なので、仕事に行く前は時間にゆとりを持ってゆっくり行ったり、家事もできるときにやって、無理して毎日やらないようにしました。時間が無いとバタバタと激しく動いてしまうので。
ただ、あまり気にしすぎると何もできなくなるので、安定期を過ぎてからは「お腹が張らない程度」に動くように意識しました。
第1位:絶対にタバコに近づかないようにした
もともとタバコは吸わないのですが、副流煙でも胎児に発達の遅れや早産などの悪影響があることから、絶対にタバコに近づかないように気をつけました。子供の発達や出産に一番影響がある身近なものは、タバコだと思います。
主人はタバコを吸いますが、私の近くで吸わないように配慮してもらいました。私自身も喫煙所の近くや喫煙者が多い飲食店に行かないようにしてました。
ぴよママ(1987年生まれ/子供2人/保育教諭)の場合
ぴよママです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:ゆったりした服装に変えた
妊娠前は「身体が細く見える」という理由から、ピッチリした服を着ることが多かったです。スカートやズボンもウエストまわりをしぼっているタイプのものが多くてお腹を締め付けてしまうので、「お腹の赤ちゃんが苦しいのでは?」と考えるようになりました。
そこで、妊娠を機に服の系統を変えてみました。なるべくお腹を締め付けないようなゆったり着れる服を選びました。「お腹が大きくなってからでいいや」と考える人もいるかもしれませんが、私は妊娠初期の段階から服装にも気をつけていました。
第4位:カフェインをとりすぎないようにした
妊娠前は毎食後にコーヒーを必ず飲んでいました。でも、「妊娠中のカフェインのとりすぎはよくない」と聞いて、ノンカフェインのコーヒーを飲むようにしました。
また、「カフェインとるなら、ビタミンもとったほうがいいよ」という職場の先生のアドバイスもあって、日東紅茶のビタミンがとれる「C&レモン」と、コラーゲンなどがとれる「ローズヒップ」紅茶を日替わりで飲みました。味もおいしくて飲みやすいです。
今ではコーヒーよりも身体がビタミンを欲しがるようになって(笑)、コーヒーや紅茶を交互に飲んでリラックスしています。
第3位:安産のために適度に身体を動かした
妊娠してからは、身体がダルくなったり、疲れもたまりやすくなりました。「赤ちゃんのため」「自分のため」と言い訳をして、すぐに横になったりダラダラと過ごす時間が増えました。
体重も増える一方だったので「これではダメだ」と思って、時間のある時や体調がいい日は外を散歩したり、ソファーでTVを見ながら足を曲げたり伸ばしたりしてストレッチをしました。もちろん「無理しない程度に」です。
妊娠初期から習慣づけておけば、出産まで無理なく続けることができて、筋力の低下や太りすぎも防げます。お産の時に脂肪がつきすぎていると、赤ちゃんが産道から出にくくて難産になりやすいので、「ほどよく運動しておくこと」は大切です。そのおかげで、出産した2人とも2時間以内で産まれる超安産でした。
第2位:座る姿勢、歩く姿勢に気をつけた
保育士という仕事上、毎日子どもを抱っこしたり動いたりしないといけないので、腰を痛めることが多かったです。また、私は猫背で姿勢も悪いので、痛みを悪化させる原因にもなりました。妊娠中は腰が痛いとお腹が張ったり、下腹に痛みが出たりと悩む日々でした。
そこで、普段から座る姿勢と歩く姿勢には気をつけて過ごすようにしました。背中をピンと伸ばしてTVを見たり、骨盤の位置を意識して歩いたりするだけで痛みもだいぶ改善されました。今では昔と比べての痛みも減って「歩く姿勢きれいね~」と言われて嬉しいです(笑)
第1位:風邪をひかないようにした
妊婦は薬が飲めないので、風邪をひかないように体調管理に気をつけました。妊娠したとわかってから、毎日の手洗い・うがい・消毒は欠かしませんでした。毎日、手洗い・うがい・消毒を徹底することで習慣になって、出産後も無理なく続けられるようになりました。
また、外出や仕事の時は必ずマスクをつけるようにしました。私は顔が小さいほうなので、必ず「小さめサイズ」を選びます。菌から守るためにも自分の顔のサイズに合ったものをつけたほうがいいです。
↑明治うがい薬、プリーツガードプラス「小さめサイズ」、手ピカスプレー
おかげで、今は大きな病気や風邪も引くことなくて、元気に過ごせています。
こじかママ(1985年生まれ/子供3人/看護師)の場合
こじかママです。私が妊娠初期に気をつけたことベスト5は次のとおりです。
第5位:ポジティブシンキングを心がけた
妊娠初期はどの子を妊娠していた時でもつわりがひどくて、気持ちが落ち込み気味でした。1人目の時は、1人で暮らしていて、仕事もしていましたが、「自分は頑張ればできる子だ!赤ちゃんも元気に頑張ろう!」と、心の中で思いながら毎日過ごしました。
そうすると、心なしかつわりも軽くなったり、「気持ち悪い・・・」と思う時間が減りました。2人目も3人目もポジティブシンキングで乗り切りました。
第4位:マグロを食べすぎないようにした
「マグロには水銀が多く含まれているので、妊婦は多く摂取しないようにしたほうが良い」と、「たまごクラブ」に書いてありました。私はお寿司も刺身もマグロが大好きでした。
でも、実家が水俣に近くて「水俣病」のことをよく知っていました。水俣病は水銀が原因の病気で、自分の中で恐怖心が強かったので、マグロをたくさん食べないように気を付けました。
第3位:ニンニクを食べないようにした
妊娠中は、にんにくを食べるとその日一日胃がムカムカしてしまいました。つわりよりもひどくて、動けなくなるほど気持ち悪くなりました。2人目の時も3人目の時も、妊娠に気づくきっかけは、にんにくの入った料理を食べて調子が悪くなったからでした。
ニンニクのにおいは大丈夫だし、妊娠していない時はむしろ大好物だったので、悲しかったです。でも、にんにくを食べたあとことを考えて、泣く泣く避けていました。
第2位:遠出は一人でしないようにした
妊娠3回とも妊娠初期はつわりがひどくて、電車の時は途中下車を何度もして通勤していました。マタニティマークを付けていたとしても、お腹が大きくない妊婦はわかりづらいです。「何かあったときに気付いてもらえないと困るな」と思ったので、遠くへ行くときは、誰かと一緒に出掛けるようにしました。
第1位:休日はちゃんと休むようにした
妊娠初期は仕事をしていました。看護師の私は日勤だけでなくて、準夜勤、深夜勤もしていました。仕事を休むわけにもいかないので、休日はおうちでゆっくりしていました。
1人目の妊娠のときは、主人の仕事の関係で一緒に暮らすことができずに、休みもなかなか合いませんでした。なので、「一人でいるときに何かあっては困る!」と思って、休日は守りに入りました。
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