むつみ(子供1人&認定産後ドゥーラ)のプロフィール

名前:むつみ(子供1人&認定産後ドゥーラ)
生まれ:1982年
住まい:東京都
家族構成:私、4つ年上の夫、長男(2015年1月生まれ)
職業:主婦&認定産後ドゥーラ(産前まではプログラマーを10年間)
趣味:バドミントン

読者へメッセージ

現在、「認定産後ドゥーラ」として活動しています。産後ドゥーラとは、産前産後のお母さんの家庭に訪問して、母親・育児・家事の3つをサポートするお仕事です。

私の妊娠期間中は精神的にも肉体的にもつらいことが多くて、引きこもりがちでした。また、WEB上の無数の育児情報に惑わされました。そんな経験から、今度は同じ境遇のお母さんの手助けになれたらと思って、産後ドゥーラになりました。

現代は核家族が当たり前で、誰かの手を借りて育児をすることが難しくなっています。「ほんの少し自分の思いを誰かに聞いてもらう」「ちょっと赤ちゃんを抱っこしてもらって自分が休む」というだけで、心おだやかに育児ができるきっかけになります。

私も人に甘えることが下手な面もあったのですが、育児を通して必要な場面で人に頼ることの大切さを学びました。なので、一人で頑張りすぎない妊娠生活や、育児のコツをお伝えしていきたいと思っています。

むつみ

産前産後に必要な情報は、その人の状況や体質・環境によって違うことも多いです。自分の体験も踏まえつつ、的確な情報提供ができるように心がけていきます。

私の妊娠・出産エピソード

転勤で大学時代に知り合った夫と再会して結婚

夫とは、大学時代のサークル活動で知り合いました。学年が離れていたので、当時は特に交流もありませんでした。ですが、私が転勤で上京して、再会したことがきっかけで交際が始まって、結婚に至りました。

妊娠後は仕事を続けるか辞めるかで悩む

結婚から約一年後に妊娠しました。うれしい反面、仕事を続けるか退職するかで数か月悩みました。通勤時間は一時間半で、猛暑の夏とひどい悪阻の時期が重なったときは、会社に着いた頃にはフラフラで仕事にならないこともあったからです。

結局、産後に引っ越しすることが決まりました。さらに通勤時間が長くなること、また、両家の実家が地方なので、実家のサポートは頼りにできないことから、退職を決意しました。

臨月の時期に妊娠糖尿病&家族全員がインフルエンザに感染

里帰り出産だったのですが、臨月の時期に私以外の家族全員がインフルエンザになるという四面楚歌の状態でした。インフルエンザの予防接種は打っていたものの、非常に怖い思いをしました。

また、それまでの妊娠中の検査では問題なかったのに、里帰り先の病院で「妊娠糖尿病」と診断されて、食事制限を行うことになりました。クリスマスやお正月という豪華なイベントを前にしての食事制限はつらかったです。

妊娠41週になっても出産の兆候は見られずに、入院します。バルーンの挿入→人口破膜→陣痛促進剤と、一通りの促進処置を行なって、24時間の微弱陣痛を経てようやく赤ちゃんと対面できました。

完全母乳育児を目指すも授乳の痛みに苦しむ

産前から完全母乳育児をすることを決めていたのですが、早々に乳首が擦り切れて、毎回、歯を食いしばりながらの授乳でした。元々プログラマーとして働いていたので、寝不足はそれほどつらいと思ったことはありません。ですが、この授乳の痛みだけは耐え難くて、馬油とラップが手放せませんでした。

また、当初はあまり母乳が出なかったので、母乳外来に何度も通いました。「母乳育児が軌道に乗った!」と思えたのは産後4か月目くらいでした。

妊娠中の準備が甘かったことを反省

里帰りから戻ってからすぐに、初めての土地での子育てが始まりました。病院やスーパーはもちろん、ゴミの分別方法から地域の子育て情報まで、全てがわからないことばかりでした。

自分ひとりでも大変ですが、赤ちゃんがいるとより周到な準備が必要なこと、妊娠中の下調べが不足していたことを痛感しました。「生まれてから調べればいいや」と高をくくっていた自分を反省しました。

そして現在、頼りになるママ友の存在にありがたさを感じる

土地勘のない場所での子育ては不安もいっぱいでしたが、地域の子育て支援イベントで同じ年頃の赤ちゃんのお母さんと出会う機会も多くて、今では友達も増えました。子供や自分自身が病気の時は「心細いな」と思うこともありますが、「いつでも頼ってね」とお互いに支えあえる友達がいてくれることはありがたいなと感じています。

むつみ

妊娠中は、いろんな情報があるのでどれが正しいかわからなくて、より悩んでしまいがちです。私の経験をもとに、妊娠時の悩みや不安を解消するお手伝いができればと思います!

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