厳選!葉酸サプリのおすすめ一覧の中から自分に合った商品を選ぶ方法

葉酸サプリクラブ管理人(サプリメントアドバイザー&サプリメントマイスターの笹目)です。

葉酸サプリクラブのトップページにて、「葉酸サプリの正しい選び方10箇条」や、「ABC評価」による格付けをしましたが、「基本的な選び方や、A評価やA-評価がおすすめなのはわかりました。でも、その中からどれを選ぶかで迷っています」的な問い合わせがチラホラ来ます。

そこで、「評価A-」以上の「おすすめ葉酸サプリ」の中から、さらに「自分に合った葉酸サプリ」を選び抜く方法を解説します。この記事をお読みいただければ、葉酸サプリ選びで失敗することはないはずです。

おすすめ葉酸サプリ一覧

前提:葉酸サプリの格付け評価基準を知る

まず、葉酸サプリクラブにて格付けした「ABC評価の基準」からお伝えします。

「C評価」の葉酸サプリ

総合評価C

  • 会社そのものが怪しい
  • 栄養的にもサプリの形成上にも必要のない添加物(しかも、賛否の分かれるもの)を使っている
  • 栄養素はバランス良く摂らないと正しく働かないのに、単体栄養素しか入っていなくて不自然
  • 特定の栄養素が耐容上限量を超えていて悪影響が懸念される
  • 妊娠中に飲むと危険性のある原材料(天然素材)を使っている

のいずれか、または複数に当てはまる葉酸サプリを「評価C」に分類しています。

「B-評価」の葉酸サプリ

総合評価B-

  • 栄養的にもサプリの形成上も入れる必要のない添加物(ただし、危険性は低い)を使っている。企業努力が足りない
  • 特定の栄養素が耐容上限量には収まっているものの、無駄に多くて悪影響につながる可能性がある
  • 安全面は問題なくても、妊娠中(特につわりの時期)に毎日飲むのが苦痛になる味、ニオイ、大きさの形状をしている
  • 複数の栄養素は入っているものの、一緒に摂りたい栄養素が入っていなかったり、配合量が少なくて栄養バランスが悪い
  • 妊娠中に飲むと「危険」とは言わないまでも、避けたほうが無難な原材料(天然素材)を使っている

のいずれか、または複数に当てはまる葉酸サプリを「評価B-」に分類しています。

「B評価」の葉酸サプリ

総合評価B

  • 栄養バランスがあと一歩、おすすめ基準には達していない
  • 価格があまりにも安すぎて、逆に原材料の品質が不安になる
  • 企業努力、商品へのこだわりは感じられて好感が持てるが、それが原因で別のデメリットが発生してしまっている
  • 「おすすめ!」と自信を持って言えるか?となると微妙

のいずれか、または複数に当てはまる葉酸サプリを「評価B-」に分類しています。

「A-評価」以上の葉酸サプリ

総合評価A-
総合評価A

「A-評価」と「A評価」の葉酸サプリは、どちらも大きな問題点は見当たらなかった葉酸サプリです。その中でも、総合的なバランスを見て、より評価できるものを「A評価」にしています。なので、葉酸サプリの購入前相談でも、「A-評価以上であれば、お好きな葉酸サプリをどうぞ」とアドバイスすることも多いです。

ただし、「それだと結局迷ってしまう」というのが、当記事の本題でした。そこで、A-評価以上の葉酸サプリは、それぞれ「どんな人におすすめなのか」までをこれから解説していきます。対象となる「A-評価」以上の葉酸サプリは、

  1. ベジママ
  2. mitte葉酸サプリ
  3. ママニック葉酸サプリ
  4. マカナ
  5. はぐくみ葉酸
  6. プレミンシリーズ

以上の6商品です。

ベジママ:妊活が長引いている人で、ピニトールを必要としている人

ベジママパッケージ表

ベジママをおすすめ商品として大々的に紹介したのは、当・葉酸サプリクラブが一番乗りだと自負しています。当時は、「こんな葉酸サプリがあったんだ!」という貴重な「掘り出し物」を発掘した気分でした。

最近は、ベジママを模倣して「ピニトール」を配合した葉酸サプリがいくつか登場していますが、「よく恥ずかしげもなく他社商品をパクれるな」と、呆れています。ベジママのピニトールは自社の植物工場で製造なので、他社の模倣OEMピニトールとは本気度が違います。

そんなベジママの購入をおすすめする人は、「妊活が長引いている人で、ピニトール(カイロイノシトール)を必要としている人」です。薬機法の関係で詳しく書けないのですが、専門クリニックで検査を受けて、該当している人ならピンと来ると思います。

妊活中の人なら誰でもおすすめではなくて、「ピニトールが必要な人」に限定されてしまうのがデメリットです。ただし、ビタミンEが他の葉酸サプリよりも多く配合されているので、毎月の女性イベントがスムーズではない人にもおすすめです。

mitete葉酸サプリ:なるべく出費を抑えたいけど、粗悪品は避けたい人

mitete葉酸サプリパッケージ表

女性100人の声から生まれた葉酸サプリ(通称:mitete葉酸サプリ)は、通販主体の葉酸サプリの中では、老舗の部類に入ります。発売当初は、「無味無臭」「小粒」「安い」という三拍子揃った商品でした。飲みやすくて、買いやすいのがウリでした。

ところが、2015年のリニューアルで亜鉛、銅、セレン含有の酵母を追加したことで、ニオイで出てしまったのと、粒の厚みが出てしまいました。小粒がウリだったのに、他社の標準よりも0.1cm厚くなるという改悪です。

また、エーエフシーさんは、私の書いた記事内容をパクる傾向にあります。合成葉酸のくだりはモロパクリされて、クレームを入れたほどです。自社工場の紹介動画も、mitete葉酸サプリの販売ページでは全く強調されていなかったので、私が引っ張り出してきました。ところが、その紹介動画も今は販売ページに登場しています。

私は、販売ページに書いていないことを記事に書いて、相互に補完できるような記事づくりを心がけています。私の記事内容を後出しで販売ページに反映させるので困ってしまいます。

とはいえ、商品のコスパは優秀です。必要な栄養素はひととおり網羅されていながら、最安プランで1ヶ月あたり1,512円です。他社の半額以下で買えます。なので、mitete葉酸サプリは、「なるべく出費を抑えたいけど、粗悪品は避けたい人」におすすめです。

ママニック葉酸サプリ:葉酸にしっかりと体内で働いてもらいたい人

ママニック葉酸サプリパッケージ表

ママニック葉酸サプリは、2017年9月にリニューアルされるまでは「A評価」でした。ところが、リニューアルで鉄(非ヘム鉄)が10mg→15mgの増量されました。2017年2月にヘム鉄ブレンドタイプの「プレミン」が発売された今、非ヘム鉄のみで15mgというのは時代遅れです。

妊娠中は、毎朝スッキリしなくて悩む妊婦さんが多いのに、それに拍車をかけるのが非ヘム鉄だからです。ただし、ママニックには「有胞子性乳酸菌」とリニューアルで追加された「マグネシウム」が配合されています。

そのため、非ヘム鉄のデメリットであるスッキリしない原因は、プラマイゼロにできているのかなと思います。また、リニューアルでビタミンB2がプラスされたことで、葉酸以外のビタミンB群すべてが栄養機能食品の範囲内で配合されています。

栄養素は互いに協力し合って働きますので、ビタミンB群に所属する葉酸の働きもよくなります。そのため、「葉酸にしっかりと体内で働いてもらいたい人」におすすめです。

マカナ:妊活が長引いていて、しっかりと栄養補給したい人

マカナパッケージ表

マカナは、発売当初は鉄(非ヘム鉄)が21mgも配合されていました。先ほども書きましたが、非ヘム鉄は毎朝スッキリしない原因になります。たまった状態では吸収率も下がってしまいます。また、吸い込むと発がん性が指摘されている「酸化チタン」も着色料で使われていました。

ですが、2017年3月のリニューアルで問題点が払拭されて、「A-評価」までのぼり詰めました。マカナをわかりやすく言うと、「妊活版・ママニック葉酸サプリ」です。リニューアル前のママニック葉酸サプリばりの栄養バランスになっています。そこに、マカを始めとする妊活成分がプラスされた商品です。

さらに、同じ妊活向けの「ベジママ」と違って、何か特定の原因に特化したサプリではありません。妊活中の人なら分け隔てなく飲めます。なので、「原因はよくわからないけど、妊活期間が長引いてしまっている人」「妊活中にしっかりと栄養補給したい人」におすすめです。

はぐくみ葉酸:普段の食事で野菜をあまり食べていない人

はぐくみ葉酸パッケージ表

はぐくみ葉酸は、発売当初は「天然葉酸400μg」配合で、葉酸サプリとしての役割を果たしていませんでした。妊活中期、後期、授乳期なら天然葉酸でもいい(むしろ理想)なのですが、妊活中や妊娠初期用として売られていたので論外でした。

ところが、2016年8月のリニューアルで「天然葉酸100μg」+「合成葉酸400μg」という、唯一無二のハイブリッド型葉酸サプリとして生まれ変わりました。

葉酸はサプリから400μgだけ摂ればいのではなくて、食事からも240μg摂らなければいけません。一般的な食生活を送れている人なら、240μgはクリアできますが、野菜をあまり食べていない人は不足している可能性があります。

そのため、はぐくみ葉酸は「普段の食事で野菜をあまり食べていない人」におすすめです。なお、たまに誤解している人がいるのですが、はぐくみ葉酸を飲んでも野菜不足の解消にはなりません。野菜類から摂れる「食事性葉酸(天然葉酸)」の不足をピンポイントに補えるものです。

プレミンシリーズ:本当に「消費者第一」で、安心して飲める葉酸サプリを求めている人

プレミン3部作

プレミンシリーズは、発売当初は葉酸が180μgしか配合されていない意味不明な商品でした。ところが、2017年2月のリニューアルで全く別次元のサプリに、さらに2018年2月のリニューアルで「時期別」サプリへと変貌を遂げました。

最大の特長は、「妊活中~妊娠初期」「妊娠中期・後期」「授乳期」の3つの時期にあわせて、成分配合量や原材料を変えていることです。

たとえば、葉酸は、「プレミン」では合成葉酸を400μg、「プレミン16w」は天然葉酸を250μg、「プレミンママ」は天然葉酸を100μg配合していて、その時期に最適な原材料から、最適な栄養素を過不足なく補給できます。

また、非ヘム鉄だけでなくて「ヘム鉄」をたっぷりブレンドして、非ヘム鉄オンリーのデメリットを極限まで減らしていることも高評価ポイントです。

ヘム鉄は、非ヘム鉄の10倍の原価がしますので、自社の利益ばかりを優先している他社はそう簡単には追随できません。ゲンナイ製薬の上山社長の「消費者の笑顔を第一に考える」という確固たる理念が根底にあるからこそ、実現できている原材料構成なのです。

原産国や配合量を「すべて開示」しているのも同じ理由です。中国産の原材料を使ったり、ゴミレベルしか配合しないで「配合」だけをアピールすれば、原価を下げることができます。ですが、上山社長はそれを許しません。

プレミンを「A評価」にしているのは、商品の品質はもちろんですが、社長の「消費者第一」の考え方も大きな要因になっています。

なので、プレミンは「本当に消費者のことを第一に考えた原材料の品質、配合バランス、情報開示姿勢で、安心して飲める葉酸サプリを求めている人」におすすめです。

それでも迷ってしまう人は1ヶ月おきに買い換えてみる

以上が、「おすすめ葉酸サプリ」の中から、自分に合った葉酸サプリを選ぶ方法です。もし、ここまで読んでもまだ決断できない優柔不断な人は、「1ヶ月おきにローテーションで飲む」のアリです。

ママニック葉酸サプリだけは定期購入だと途中解約(お休み)ができませんが、それ以外はすべて1ヶ月分で途中解約(お休み)ができます。なので、飲みやすさや会社の対応を一通り1ヶ月ずつ体験してみて、「一番しっくりキタ!」と感じた葉酸サプリを最終的に継続していく方法もおすすめです。

ただし、「ベジママ」と「マカナ」は妊活中に飲むことおすすめしていますので、すでに妊娠している場合は「ベジママ」と「マカナ」は除外してローテーションしてください。また、妊活クリニックに通っていてタイミング法より先に進んでいる場合も、「ベジママ」と「マカナ」は除外してください。検査数値に影響が出る可能性があるからです。

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