初めての出産体験レポート:あまりの痛さに5時間分の記憶がないけど、カンガルーケアは忘れられない(もこママ)

もこママ(子供4人&双子出産)です。私は切迫流産も切迫早産も経験済みだったので、前駆陣痛までは余裕でした。ですが、おしるしが来て陣痛が始まってからは、状況は一変します。あまりの痛さで5時間ほど記憶を失っているのですが、覚えている範囲で出産体験記を書いてみました。

序章:余裕の前駆陣痛→おしるしで一気に緊張&ハイテンションに

私は妊娠20週で切迫流産で入院して、それ以降も切迫早産で自宅安静の生活でした。そのため、自宅安静中も張り止めの薬を毎日飲んでいましたが、正期産に入る37週に薬の服用をやめるよう言われました。「薬をやめるとお産が近くなるからね」とのことで、いつ入院になっても良いように入院準備はしっかりしていました。

張り止め薬をやめて4日後から前駆陣痛がチクチクときていましたが、切迫流産での腹痛を経験していたため、「あぁ、前駆か。まだまだたいしたことない」と焦りはしませんでした。

それから3日後、まだまだ気分は余裕だった私は、友人と夕食に出掛けました。楽しく過ごして良い気分で帰宅すると、いきなりおなかに鈍痛が来ました。「今までで一番痛みが強い!」と思ってトイレに行ったところ、茶褐色のおりものがついていて、「これがおしるしかー!ということはお産が近づいている!」と、急に緊張してきました。

主人に「おしるしあったよ!」と伝えると、主人はあたふたしていました(笑)「初産だし、まだ時間かかるよね」と話していたのも束の間、再度強い腹痛がありました。間隔を計ると30分弱でした。

とりあえず病院に電話すると、「切迫早産もありましたし、自宅から病院までが1時間弱かかることを踏まえて、今からお産の準備をして病院に来てください。来る間に陣痛の間隔も計っておいてください」と言われて、すぐに主人の運転で病院に向かいました。

第一章:あまりの痛みに「もう帰りたい。今日は産むのやめます」

車の中でも短い陣痛が15分おきに来ていて、私は「これが陣痛だー!もう会える!」と、変に興奮状態でした。夜中だったので道も空いていて、40分ほどで病院に着きました。そのころには陣痛は10分間隔になっていました。

LDRがある病院だったのでLDRに案内されて、すぐに内診をしましたが、子宮口はまだ4cmしか開いていませんでした。先生には「まだかかるねー」と言われましたが、NST(ノンストレステスト)では強い陣痛が来ていたため、そのままLDRで様子を見ることになりました。

それから10分おきに来る陣痛はだんだん強くなっていきました。車の中で「これが陣痛だ!」とはしゃいでいた痛みとは比べ物にならなくて、不安になってきました。

付き添ってくれている助産師さんに「あとどれくらい?」「陣痛これ以上強くなる?」「まだだめ?」と、陣痛の合間に聞いていましたが、そのうち時間の感覚がなくなっていきます。あまりの痛みの辛さから意識も朦朧としてきて、無意識で「もう帰りたい」「もう今日は産むのやめます」と言っていたそうです(笑)

実際、病院に着いてから生まれるまで9時間かかりましたが、病院についてから2時間後くらいからお産までの5時間ほどの記憶がありません。付き添ってくれた主人は、いつの間にか部屋からいなくなっていて廊下で寝ていたようですが、それも気付かないほどでした。

第二章:「もう切って破水させてください!」

再度内診があって、子宮口もほぼ全開になりましたが、まだ破水していませんでした。先生が、「破水したらそこからは早いんだけどなー、切ろうか?」と話していたのが聞こえたので、「もう切って破水させてください!」と言ったのを覚えています。

「じゃあ破水させますね」と言われて、「プチン」と弾ける感覚があって、破水しました。破水後、また陣痛が強くなって苦しくてしょうがなかったです。それから「いきんでOK」の合図がありました。

廊下で寝ていた主人も知らない間に部屋に戻ってきていて、立ち合いでの出産が始まりました。ただ、初めてのお産でいきみ方が良くわかりませんでした。でも、助産師さんが「もっとお尻の方に力入れてー!」「今はいきまない!」「はい!いま!」と教えてくれました。

数回いきんだあとに、「頭見えたよー!」との声が聞こえます。「どれくらいですか?」と聞くと、「2cmくらい」と言われて、「全然まだだ……」と心が折れそうでした。

第三章:ついに誕生!カンガルーケアで息子と対面して不思議な気持ちに

それから何度かいきむと、「もう出るよー!いきむのやめて」と言われて、陣痛の痛みの波と共に「するんっ」と何かが出た感覚のあと、すぐに「オギャーーーー!」と産声が聞こえました。「産まれた!」というより、「やり切った……」と疲労感でいっぱいでした。

赤ちゃんの顔を見せてもらい「うわぁ……」と言葉になりませんでした。その後、胎盤を出すために先生や助産師さんにおなかを強く押されていましたが、それがとても痛かったです。会陰切開しなかったので裂けてしまって縫いましたが、その痛みは全く感じませんでした。

しばらくして、きれいに拭いてもらった赤ちゃんを連れて来てくれました。カンガルーケアを取り入れている病院だったので、私の胸の上に置いてもらいました。柔らかくて温かくて、この子がさっきまでおなかにいたと思うと不思議な感覚でした。

終章:産後、歩き方を忘れていた自分に驚く

産後もLDRでゆっくりさせてもらいましたが、出血が1100mlと多かったために、ナースセンター近くの部屋に移動しました。トイレに行こうとしたのですが、足に力が入らなくて歩き方を忘れてしまったように足が動きませんでした!

これには自分でもびっくりで、看護師さんに「歩き方を忘れました……トイレまで連れて行ってください」とお願いしたほどです。

本当なら出産の翌日から母児同室できるはずでしたが、貧血がひどかったために産後3日目からの母児同室でした。離れていた2日間が寂しくてしょうがなかったです。「これが母性かな?」とも思いました。

といわけで、切迫流産に始まって、不安だらけの妊娠・出産でしたが、「すべてはこの子のためだったんだ」と思うと、陣痛や出産の痛みも忘れるほどでした。母は強しです!
[完]

利用した病院

病院名:うつのみや産婦人科
住所:兵庫県西脇市上比延町432-49
院長:宇都宮 卓先生

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