今回は、授乳中に食べると「母乳の出に影響する」とウワサの食べ物の相談に、本当のところを実体験ベースでお話しします。
●今回の相談
2人目の子供を無事に出産することができました。1人目のときは、出産してすぐに母乳がものすごく安定して良く出て、完全母乳で育てることができました。
ですが、2人目を出産したあと生後1ヶ月はずっと母乳の出が悪くて、ミルクと混合して育てることにしました。
1人目のときは完全母乳だったので、「ミルクって、作ったり消毒したりするのが大変だなぁ・・・」と感じています。食事は好きに取っていたので、「何か母乳に影響する食べ物でも食べてしまったのかな?」と気になっています。
ネットでは「脂肪分が多い物は避けたほうがいい」との情報を見たのですが、これからは意識して避けたほうがいいのでしょうか?逆に、母乳の出をよくするために食べたほうがいい食べ物ってあるのでしょうか?(生後2ヶ月、33歳、まっちゃん)
体験談1:揚げ物を食べると詰まるのは本当だった
もこママ(1984年生まれ/子供4人&双子出産)です。決してミルクが悪いわけではないですが、やはり哺乳瓶の消毒や、外出時の準備、経済的なことを考えると母乳のほうが楽チンですよね。私の授乳は3回とも母乳過多で困っていたので、母乳の出が悪いと悩んだことはないのです。ですが、食事には気を付けました!
母乳過多だと詰まりやすいので、脂肪分の多い食べ物や甘いものや、水分の取りすぎに特に気を付けました。実際、母乳は食べたものが直接影響しているようで、揚げ物を食べると詰まったり、甘いものを食べるとドロッとした母乳が出ました。
やはり、そういう母乳はおいしくないのか、子供も飲みながら不機嫌でした。チョコレートを食べ過ぎたときには、見事に子供の顔に湿疹ができてしまいました。「食べ物は母乳に影響する」と身をもって感じました。
そんな私が母乳の「質」を良くするためにしたことは、母乳専用のハーブティを飲むことです。私が飲んでいたのはAMOMAの「ミルクスルーブレンド」です。母乳過多で詰まりやすい母乳をサラサラにしてくれるハーブティーです。
このミルクスルーブレンドを飲んでいると、好き勝手に食事をしても詰まることなくて、子供も機嫌良く飲んでくれました(もちろんハーブティに甘んじて暴飲暴食はいけません)おかげで、子供4人とも双子ですら完全母乳で済みました!
ハーブティーの中には、私とは逆に母乳の出を良くしてくれるハーブティ「ミルクアップブレンド」もあります。私は飲んだことはありませんが、「母乳の出が悪い」と悩んでいた友人に勧めてみたところ、「母乳の出が良くなって完全母乳になったー!」と喜んでいました。
ちなみに、私が産院で母乳過多の相談をしたときに、「ハーブティ飲むのは良いけど、温かい飲み物は血液の循環を良くして母乳もたくさん作られるから、母乳過多なら少し冷ましてから飲んでね」と言われました。
なので、母乳の出に悩んでいるようでしたら、量も質も上げてくれる温かいハーブティをおすすめします。
体験談2:高カロリーの食事のあとは詰まった。今は一汁一菜が基本
むつみ(1982年生まれ/子供1人/認定産後ドゥーラ)です。私も第一子は完全母乳でした。完全母乳だと「外出先でも夜中でも消毒する必要がない」「荷物が少なくて済む」というのが良いですよね。
私は産前産後に里帰りしていたので、食事は全て母に頼りきりでした。当時は母乳の知識が浅かったので、「母乳をいっぱい出さなきゃいけないし、体力は必要だし、いっぱい食べたほうがいいはず!」と思っていました。
それに、10年以上一人暮らしでしたから、久しぶりに実家で食べる母の手料理はおいしくて、カレーや天ぷら、出されたものは何でも食べていました。お正月明けの出産だったので、祖母からは「お餅を食べなさい」「柿は体を冷やすからダメよ」とも言われました。
でも、母乳が何度か詰まってしまって、母乳外来へ行くことに・・・。そこで助産師さんから食べ物の指摘がありました。
「お餅は栄養過多の現代人が食べるとカロリーが高すぎるので、詰まる原因になります」「油分は減らしたほうが良いです。しばらくはご飯とお味噌汁、副菜くらいで十分です」
たくさん食べたほうが良いと思い込んでいた私や母には予想外でしたが、高カロリーのものを食べた日は詰まったので、指摘どおりでした。
自宅に戻るころには母乳の出は安定したのですが、夫婦だけでの育児はあわただしくて、きちんとした食事を作る余裕がありませんでした。特に、私一人のお昼ご飯はパン食が中心でした。
「作るのは面倒だし、赤ちゃんが泣いていても手軽につまめるし」と思っていたのですが、やっぱり詰まって、危うく乳腺炎になりかけました。さすがに反省して、それ以降は助産師さんのアドバイスを守って、ご飯中心の生活にしました。
私の好きな料理研究家の土井善晴さんは、「一汁一菜で良い」という提案をされています。初めて聞いた時には目からウロコでしたが、自分の経験と照らし合わせれば「そのとおりだなぁ」と感じますし、当時の私に聞かせてあげたいです。
産後ドゥーラの仕事でもお料理について聞かれることが多いので、「お母さんご自身が作るときには、一汁一菜を基本にすればいいんですよ」とお伝えしています。
体験談3:母乳の出は、ストレスや疲れに左右される説
カッチ(1983年生まれ/子供1人/元看護師&韓国在住)です。私は、産後2ヵ月頃まで母乳があまり出なくて、ミルクで補充していました。2か月頃から2歳半の断乳までは完母で過ごしました。
授乳中は食べ物で乳腺炎になったりなどのトラブルはなかったので、あまり気を使って食べるものを選ぶことはありませんでした。ただ、年に2回ある韓国のお盆(秋夕)と、旧正月のときに食べる食事のあとは、胸が張ってしばらく苦労しました。
お盆と旧正月には、カルビやてんぷらなど脂っこい食事を朝昼晩食べます。旧正月ではお餅も食べました。普段、胸が張ることはあまりなかったので、「少しなら」と食べたら胸が張ってしまいました。3食脂っこいものを食べるのは危険だと気づきました。
でも、母乳の出は食べるものよりも、ストレスや疲労に左右されると思いました。韓国のお盆や旧正月で胸が張ったのは、義実家なので休みたいときに休めない、ぐっすり眠れない、乳房マッサージや搾乳も思うようにできない、これらのほうが原因だったと感じています。
また、ミルクとの混合の時期は、大学の論文の提出時期で、娘を抱きながら論文を書いていた時期でした。論文提出が終わってすべて開放されたら、奇跡のように母乳が出るようになって搾乳も必要なくなりました。
その後も、一日中外出をしたり、疲れたと感じるときは胸の張りを感じました。その日の夜は、暖かいシャワーでマッサージをしながら手で搾乳をしたり、機械で搾乳をしたり、フォローしないと母乳は出にくかったです。
そんな私は、産後初期から母乳量が安定するまで「スティルティー」を飲みました。母乳授乳を助けるハーブティーです。日本では「マザーズティー」とも言われているようです。韓国では、産後のお母さんたちは必ず飲んでいます。
はっきり効果を感じたことはありませんが、体は温まりますし飲みやすいので、授乳中の飲み物としておすすめです。
体験談4:乳腺炎予防のためにやったことが、母乳の出にもつながった
カナミ(1984年生まれ/子供3人/図書館司書)です。私はどちらかと言えば母乳がよく出るタイプでした。出産の翌日に同室のママさんとフリールームで談笑していたら、いきなりボタボタと母乳が出てきて驚いたほどです。
そんな私ですが、元々乳腺が細くて詰まやすいタイプだったらしく、気を抜くとすぐ乳腺炎(オッパイが詰まって炎症を起こして、頭痛や高熱の症状が出る)になっていました。ですので、「母乳の出を良くする」というより、「サラサラの母乳を作って、乳腺炎を予防する」目的で、以下の3つのことに気をつけていました。
1.基本的に食事は和食にして、根菜を多く摂る
ネットで調べたところ、「ケーキや揚げ物などの脂肪分が乳腺を詰まりやすくする」とあったので、大好物の唐揚げは二週間に一度と決めました。それ以外は煮物や豚汁など、根菜を多く摂れる食事にしました。特に、「ごぼうは母乳の出を良くする効果がある」と聞いたので、よくきんぴらごぼうにして食べていました。
2.ホット麦茶を飲む
長女が産まれたのが6月だったので、産後すぐは夏でした。毎日暑くて、たくさん麦茶を飲んでいましたが、新生児訪問にきた市の助産師さんに「水分は母乳になるから摂ったほうがいいね。ただ、麦茶は身体が冷えすぎてしまうから、お湯で割るとか、ホット麦茶にして飲むといいよ」と教えてもらいました。それからは毎日ホット麦茶を飲んでいました。
3.乳腺が詰まらないよう、色んな角度からの授乳を心がける
質問者さんは二人目のお子さんとのことですので、授乳のしかたもバッチリだとは思います。ですが、自分で気づかないうちに「授乳のクセ」ができているかもしれません。吸われていない乳腺のせいで、「母乳の出が悪い」と感じている可能性もあります。
私もつい同じ姿勢、同じ方向から授乳をしていたので、「吸われていない乳腺」ができてしまって、乳腺を詰まらせたことがありました。赤ちゃんが大きくなってくるとつらい体勢もありますが、フットボール抱き、横抱き、縦抱きなど体勢をこまめに変えての授乳を心がけていました。
これらは私が乳腺炎予防のために心がけていたことですが、結果的に母乳の出もよくて、完全母乳で育てられました!一度試してみることをオススメします。
体験談5:助産師直伝「まごはやさしい」+「マッサージ」が効果あり
ヨカっち(1976年生まれ/子供4人/自宅出産)です。私も母乳でしたが、授乳中にひどい胃腸炎にかかって薬を飲んでいた間、ミルクを使いました。そのとき哺乳瓶の扱いが本当に面倒に感じましたから、お気持ちわかります。
私の場合、関わった産科医や助産師・看護師のみなさんは「母乳は吸わせていれば必ず出る」というスタンスの人たちでした。私もそういうものだと思っていました。なので、赤ちゃんの状態にもよりますが、私だったらもう少し諦めずに吸わせてみると思います。
食生活も確かに重要だと思うのですが、母乳の出が悪くなる(作られなくなる)食べ物というのは、特に言われたことはありません。ご指摘の「脂肪分の多いもの」については、「おっぱいが張りすぎて乳腺炎になるから、避けたほうがいい」と入院中の栄養指導で教わりました。
「乳腺が詰まる」という意味では、母乳は出なくなると思います。そのときの産院では、張りすぎて痛いときは助産師さんによるマッサージが受けられたのですが、助産師さんいわく「詰まりが取れると、ピューっと出る」とのことでした。
食べ物で勧められたのは、豆・ごま・海藻・野菜・魚・きのこ・芋です。「良質な母乳を出すのにいい」と聞きました。頭文字を取って「まごは(わ)やさしい」と覚えるそうです。(海藻→わかめ、きのこ→しいたけの頭文字です)私は元々が和食好きなので、こういう母乳にいい食品を自然と採れていたのかもしれません。
↑我が家の和食
あと「母乳の出が追いつかないな」というとき、セルフマッサージもしました。これは、詰まりを取るのとは違って、血流を良くしたり母乳を作る器官に働きかけたりするものです。おっぱいの付け根部分を手の平で押すようなマッサージです。
やり方は、手で胸の根元を中央に寄せるように押します。脇から中央へ、斜め下から中央へ、下から上へ、の方向です。これも、助産師さんに教わりました。私はけっこう効果を感じました。簡単なので、食事と合わせてやってみてください。
体験談6:ケーキを食べても何のトラブルもない
なな(1989年生まれ/子供2人/元婦人科看護師)です。1人目を生んだときは、授乳中に食べる物はかなり気にしていました。食事では和食をなるべく食べるようにしていましたし、ケーキやシュークリームなどの洋菓子は避けていました。でも、母乳をあげているとよくお腹が空くし、「食べたいな~」と思い浮かべるのは避けているケーキ類でした。
生まれて何カ月かはそんな日が続きましたが、友達がケーキを持ってきてくれたときに我慢できずに食べてしまいました。でも、何ともなかったので、それからは全く気にせずケーキを食べていました。それで特に母乳の出が変わったりすることはなかったです。2人目の授乳中からは最初から何も注意していませんが、今のところトラブルはありません。
助産師さんに聞いたのですが、「母乳は食べ物に注意しても出ない人もいるし、注意しなくても出る人もいる」と言っていました。私の友人は「脂肪分が多い食べ物を食べると詰まってしまう」と言って、食べないようにしていました。
ちなみに、「母乳の出をよくするためには、マッサージが良い」とも聞きました。産後入院中、助産師さんに母乳が出るようにマッサージをしてもらってはいないですか?母乳マッサージを自分ですることでも、母乳の出を良くするみたいです。
結局、母乳の出に食べ物が影響するかは人それぞれです。母乳が出にくいのは食べ物が原因なのか、マッサージ不足が原因なのか、それとも他の何かなのか、いろいろ試してみることが解決の糸口になると思います。
体験談7:なぜ、5人目にして初めて完全母乳で育てられたのか?
あきママ(1983年生まれ/子供5人/双子出産)です。私は1人目から4人目までのミルクとの混合育児で、5人目にしてやっと完全母乳で育てることができました。母乳育児のほうが色々と楽ですよね。
1人目が生まれた直後から「母乳が十分出るように」と食べ物には気をつけました。産前に母親学級で習ったように、脂っこいものや甘すぎるものは食べない、カフェインもとりすぎない、お酒は飲まない、極力野菜をたくさん食べるなど、自分ができることはやりました。

でも、それほど母乳が出なくて、4人目まではミルクよりの混合育児で育てました。完全母乳の5人目は赤ちゃん以外にも手のかかる子供たちがたくさんいたので、自分の食事も今までほど気をつけることはできなかったです。
夜の授乳もあって寝不足だったし、上の子たちの時とは違って仕事も忙しかったし、「赤ちゃんが寝たから」と言って自分も昼寝することもできなかったです。母乳がたくさん出るように気をつけたこともありません。
ただ、上の子たちよりストレスを感じることがなく育児ができていたように思います。イライラすることがなくて、今までに比べて育児を楽しむことができていました。
質問者さんは、「1人目のときは完全母乳で育てることができた」とのことなので、おっぱいの吸わせ方とか、抱き方は問題ないと思います。
一方で、「もっと母乳が出るにはどうしたらいいのだろう?」と考えすぎていないですか?食べ物が母乳に影響するかどうかはわかりませんが、自分が「これは母乳の出が悪くなりそうだな」と判断したら、私ならそういった食べ物は避けます。
それより「母乳をたくさんあげなきゃ」というプレッシャーが母乳が出なくなっている原因とも考えられるので、「今は母乳をあげられる分だけあげたらいいんだ」と気楽に考えてみてください。心と体をリフレッシュさせてみることも、母乳がたくさん出る方法のひとつだと思いますよ。
体験談8:吸わせまくって和食中心にしたら、母乳が出すぎた話
はらだひな(1988年生まれ/子供2人/身内に助産師)です。私は2人とも完全母乳でした。ありがたいことに、母乳が出すぎるくらい出てました。あまり飲まない時間が続くと、おっぱいがカチカチになって乳腺炎になりかけたこともあるくらいです。
ただ、生まれて3~4日は母乳があまり出なくて、ミルクを足していました。助産師さんからおっぱいマッサージを受けたり、アドバイスとして「とにかく吸わせて吸わせて、吸わせまくればおっぱいが自然と出るようになる!」と教えてもらって、乳首に血豆ができて激痛が走っても、ひたすらおっぱいを吸わせるようにしました。
すると、退院するころには完全母乳となって、吸わせまくったせいか母乳が出すぎるようになってしまいました(笑)
授乳中の食事はわりと和食中心にしました。「洋菓子よりも和菓子のほうが良い」と助産師から聞いたので、間食は和菓子を選ぶようにしてました。「油分の多い食事は、母乳が油っぽくなって赤ちゃんが飲まなくなったり、詰まって乳腺炎になる」とも聞いて少しは気にしてました。
あとは、母乳は血液からできているので、鉄分を摂るようにしたり、水分もできるだけ摂るように心掛けしました。そのおかげかわかりませんが、2人とも完全母乳で過ごせました。
母乳は母親の食べたものの影響もありますが、「ストレスなど内面的な部分で母乳が出なくなったりする」と、友達から聞きました。なので、食事も気にかけることが大事ですが、もしストレスを感じていたら、ストレスを発散することも母乳の出をよくする方法かもしれません。
体験談9:食べ物も大事だけど、安心感はもっと大事
ちゃみっこ(1976年生まれ/子供3人/調理師)です。私は子供3人とも離乳するまでほぼ完全母乳で育てました。ですが、3人とも生まれてすぐの入院中には全く出なくて、退院してからたくさん出始めました。特に、1人目、2人目のときには、退院したその日から狙ったように出始めたので驚きでした。
うちの場合は食べ物というより、「自宅に帰ってきた」という安心感から出たのかな?という気がします。3人目のときは、少し不安なことがあって、帰ってきてからもすぐには出ませんでしたが、おっぱいマッサージをしたり、お餅をよく食べるようにしたら出るようになりました。
そのあとは、途切れることなく良く出ました。でも、母乳の質を良くするために食べ物には気を付けていました。添加物や質の悪い油を使っているジャンクフードはなるべく食べないようにしたり、ラーメンは自分の体質にも合わないということもあって、ほとんど食べていません。
逆に、積極的に食べるようにしたのは、葉酸の多いブロッコリーや野菜類です。あとは、青汁を飲んだり、クロレラなどのサプリメントを摂ったりしました。体に毒が溜まってくると出が悪くなった気がしたので、デトックス目的です。
おっぱいをあげると、母乳が出た分、脱水になりやすいため、白湯もたくさん飲むようにしました。「出が悪いなー」と思ったら「白湯!」という感じでした。母乳は薄くなりましたが、詰まったり、出が悪くなったりはしませんでした。
結論としては、心にゆとりをもって過ごすことが第一です。食べ物に関しては、
- 野菜を食べて体に毒素を溜めないこと
- 水分を摂ること
- お餅などの炭水化物もしっかりとること
この3つが母乳の出や質を良くするために有効だったと感じています。
体験談10:祖母からすすめられた食べ物が逆効果だった
ぴよママ(1987年生まれ/子供2人/保育教諭)です。私も、1人目は完全母乳で育てました。入院の間は栄養満点でバランスのよい病院の食事のおかげもあってか、母乳の出はよくて悩むことなく母乳育児がスタートできて安心していました。
ところが、退院して実家で1ヶ月過ごしている間に乳腺炎になってしまって、激痛と戦う日々を送りました。原因は、祖母が「食べると母乳もいっぱい出るよ!」と言ったものを信じて次々と食べてしまったからだと思います。
例えば、毎日のヨーグルトや牛乳、野菜ジュースなど身体や母乳には良さそうですが、摂り過ぎはよくないようです。祖母から「お餅もいい」と聞いていっぱい食べましたが、あとで病院の先生に聞くと「母乳が詰まりやすくなる」とのことで、昔の人の考えと今は違うんだと勉強になりました(笑)
それからは食生活を改善して、高塩分、高脂肪分の食べ物はなるべく控えて、野菜中心の生活を送りました。ずっと洋食派だった私が和食派になったのも、乳腺炎という苦い思い出があったからです。
あと、水分は母乳にとても大切なので、授乳の1時間前には必ずペットボトル1本分の水分は摂るようにしていました。「冷たいよりも温かいほうが母乳にはいい」と助産師さんに聞いたので、飲み物やお汁を口にする時はレンジで数秒チンをしたり、火にかけたりして、あたたかくしてから摂取することをオススメします。
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