今回は、「ベビーマッサージの必要性。赤ちゃんが無反応でも続けるべきですか?」という相談に、実体験ベースでお答えします。
●今回の相談
先日、子育て支援施設にベビーマッサージの先生が来るとのことで、ママ友達に誘われて参加してきました。そのときは生後半年の娘も笑ってくれたし、他のママさんもたくさんいて、賑やかな雰囲気を楽しめたので、「ベビーマッサージって良いな!」と思いました。
ですが、家に帰って娘と2人になってマッサージをしてみると、娘は無反応なのです。「教室のように音楽がかかっていないのが悪いのかな?」「室温が低いのかな?」など色々試してみましたが、娘に変化はありません。
そのうち私のほうが疲れてきて、こんなに頑張る意味あるのかと疑問に感じています。「ベビーマッサージは身体機能の発達にも役立つ」と聞いたのですが、子供のためには、反応がなくてもベビーマッサージを続けたほうがいいのでしょうか?
(産後6ヶ月目、マイ、32歳)
回答1:負担にならない「ベビーマッサージをやっている風」で十分
私も子育て支援施設でベビーマッサージを習いましたが、子供自身があまり好きそうでなかったことから、家では一度もやっていませんでした。
でも、お風呂上がりに必ず入念にベビークリームを塗りたくっていて、その時にマッサージっぽいことをすることで、ベビーマッサージを「やってる風」にしていました。
赤ちゃんのためにあれこれやってあげたくなるのが親心ですが、それが親の負担になってしまっては意味がないと思います。
赤ちゃんは、親が思っている以上に以心伝心しているからです。親が「意味あるのかな?」「頑張ってるのに……」という暗い気持ちでいたら、赤ちゃんにも伝わってしまいます。負担に感じるくらいなら、やらないほうがいいと思います。
でも、完全にやらないというのは、それはそれで「本当はやったほうがいいのに」と罪悪感が残ってしまいますよね。そこで、私がやっていたように、お風呂上がりにベビークリームを丁寧に塗るついでに、ベビーマッサージっぽいことをしてみることを提案します。
そうすることで、「やっていない」という罪悪感や「やらなければ」という負担が減って、気持ちが楽になるはずですよ!
回答2:心身の癒やしが目的なら「授乳」が一番
私は、ベビーマッサージを4人の子供にまったくしたことがないです。「ベビーマッサージ」を耳にすることは割とあったのですが、あまり興味をそそられませんでした。結論から言えば、それでもウチの子は心身ともに普通に健康です。
そもそも、私は面倒くさがりなので、日常わざわざ「マッサージしよう」とグッズを準備したりするのは、想像するだけで性に合わないな、と。1人目のときは、普通のお世話でいっぱいいっぱいだったというのもあります。2人目以降は、もっと忙しくなりましたから、当然ヤル気がしませんでした(笑)
「ベビーマッサージは身体機能の発達にも役立つ」というのが、例えば「マッサージしたから5歳で6歳並みの運動能力になった」とか「身長が平均をはるかに上回った」とか、結果が明らかなら「やっておけば良かったなぁー」と私も後悔したかも知れません。
でも、今のところそんな具体的な話は聞きません。相談者さんは現状すでに疲れたとお感じですし、やる意味はないんじゃないかなと思います。
また、「ママと赤ちゃんの心身の癒し」を期待するのなら、私の義母が「授乳は最高のスキンシップ」だと言っていました。私もその通りだと思います。赤ちゃんがおっぱいを一生懸命吸うかわいさや、柔らかい素肌の抱き心地は、授乳するとき限定のものです。赤ちゃんも幸せだと思うし、私もすごく癒されていました。
ほかにも、お着替えやオムツ替えのついでにしょっちゅう身体をナデナデしていました。赤ちゃんって、かわいくてつい触りたくなりませんか?
そんなわけで、マスト感でやるマッサージよりも、毎日のお世話の中で注ぐ自然な愛情のほうが、ママにも赤ちゃんにも効果的だと思いますよ。
回答3:ベビマ教室に参加したけど、2回で通うのをやめたワケ
私も友人に誘われて、ベビーマッサージ教室に2回参加しました。結論から言うと、私は、ベビーマッサージが子供に対して「よかった」と思えるものではありませんでした。
私は、1人目の子を出産して6ヶ月くらいのときにベビーマッサージ教室に参加しました。講師の先生に、「しっかりマッサージしてあげると、赤ちゃんが疲れて、よく夜眠ってくれますよ」と説明されました。うちの子はとても寝付きが悪くて、夜もよく起きる子だったので、とても期待していました。
ですが、マッサージを始めると、うちの子はすごく嫌がって、身体をねじって何回も逃げようとしました。なんとか、全行程をやりましたが、私はへとへとでした。
家に帰ってからは、子どもはいつもと変わらず寝付きは悪いし、よく起きるしで、「ベビーマッサージの効果はなかったかも」と思いました。一応、次も参加しましたが、2回目も同じような結果だったので、参加することをやめました。
きっとベビーマッサージは、その子によって合う、合わないがあるのだと思います。だから、効果を感じないなら、やらなくて大丈夫です。それでもうちの子は何も問題なく育っているので、もっと楽に考えてみてください。
回答4:当時は半信半疑で通っていたけど、3年経って効果を実感
私は、息子が生後10ヶ月くらいの時にベビーマッサージ教室に行きました。「身体機能の発達を促せる」「親子のコミュニケーションになる」と書かれているのを見て、どうしても行ってみたくなったのです。
ですが、行き始めてから「遅かった」と気づきました。寝返りどころかハイハイでどこへでも行きたい年頃になっていたので、まともにマッサージをさせてくれませんでした。
全3回の教室に毎回頑張って行きましたが、ほとんど楽しめませんでした。むしろ、マッサージをしようと必死になる自分にふと悲しくなることもありました。先生が「いずれ自分から『やって』って言ってくるようになりますよ」と言ってくれていましたが、あまり信じられませんでした。
でも、あれから3年経った今では、先生の言葉の意味がわかるようになりました。息子が体力的に弱っている時や、甘えたい時にはピタッとくっついてきます。そのときに、手や足、お腹や背中をなでてあげると、とても嬉しそうです。
オイルなどは使わなくても、自分の手のひらで温めてあげたり、触れてあげることが、子どもにとっての安心になっているようです。
一方で、息子の機嫌が良くない時には、「いやだ!」とすら言われることもあるので、「今はそういう気分なんだな」と受け止めつつサラリと流すようにしています。
ベビーマッサージは「食後すぐにマッサージをしてはいけない」などの禁忌はありますが、それ以外の手順や頻度には縛られすぎなくていいと思います。お子さんとの自然なふれあいの時間を楽しむくらいの気軽さでやってみるのがオススメです。
回答5:ベビーマッサージは一生懸命やる必要がない理由
ママさんがたくさん集まる場所でのベビーマッサージは、雰囲気も楽しくて、ママも赤ちゃんもリフレッシュできますよね。私もよく出向いて楽しんでいました。
確かに、「身体機能の発達にもよい」とされているベビーマッサージですが、大事なのは、「赤ちゃんとママのスキンシップ」であって、「必ずやらなくてはならない」「毎日続けなければならない」といった義務感を持つものではないと思っています。
おそらく、赤ちゃんもママの「やらなくては!」という気持ちを感じ取ってしまって、リラックスできていないために無反応だったのかもしれないですね。
私が教えてもらったベビーマッサージは、基本の流れはもちろんですが、歌を歌いながら行なうやり方だったので、自宅でも楽しく取り入れていました。
ただ、すべての流れをやろうとすると結構時間もかかってしまいます。赤ちゃんも飽きてしまうので、できる部分だけお風呂上りに保湿剤やオイルを使ってササッとやる程度でした。スキンシップをはかる目的なら、私はそれだけでも十分だと思いました。
1人目の子の頃はベビーマッサージはやりませんでしたが、身体機能の発達には何も問題ありません。一方、ベビーマッサージを取り入れていた2人目は、軽い喘息持ちです。
この結果を思うと、「ベビーマッサージをやったからこうでした!」という結果は目に見えないものなので、「そこまで一生懸命やらなくても子どもは元気に育つんだな」と感じています。
なので、あまり気負わないで、「続ける」というよりは「楽しむ」程度に取り入れるやり方で実践してみてほしいです。
回答6:やりたいときにやりたいようにやればOK
うちも1人目のときに、産婦人科でやっていたベビーマッサージの教室に通っていました。ママ友ができたり、楽しい雰囲気でストレス発散できたり、とても楽しかったです。正直、子供のほうは喜んでいるのか疑問でしたが、色々な刺激を受けて脳が成長している感じは見受けられたので、やって良かったと思っています。
私の場合、家に帰ってからは毎日はやりませんでした。他にやることがたくさんあってやる余裕がなかったり、ついつい忘れてしまいました。私は「ベビーマッサージをやらなくちゃ!」と、あまり重くは考えていなかったので、赤ちゃんとのスキンシップの一環として、できるときにやるという気持ちでいました。
それも、教室で習ったとおりにやるのではなくて、途中でこちょこちょしたり、足を持ち上げてみたり、赤ちゃんの様子を見て、「こうしたら喜ぶかな?」と自己流でアレンジを加えながらやっていました。
気持ちを入れながらやると、つまんなそうにしていた赤ちゃんも、じっとこちらに目を合わせて笑ったり楽しそうにしてくれました。
結局、ベビーマッサージって親子のコミュニケーションだったり、赤ちゃんへの肌や脳への刺激を与えて成長を促すものだと思います。なので、家にいるときは形式や回数にとらわれずに、やりたいときにやりたいようにやればいいと思います。そのほうが、赤ちゃんへの効果もアップするのでオススメです。
回答7:良い反応を得る2つのコツを意識して続けてみて
私も、最初はベビーマッサージをしない派でした。子育て支援で習っても、いざ家ですると上手くできなくて、面倒になって次第にやる回数も減っていきました。
そんな時、職場の保育園のイベントで、ベビーマッサージ指導の補助に入らせていただく機会がありました。そこで目にしたのは、ベビーマッサージを受ける赤ちゃんの気持ち良さそうな顔、そしてお母さんたちの優しい眼差しでした。
ベビーマッサージをする際に大切なのは、「赤ちゃんの目をしっかり見ること」と「語りかけること」なのです。
実際、目を見て話しかけながらマッサージをされる赤ちゃんは、じっとしながらムニャムニャ喋ったり、ニコニコ笑顔を見せていました。逆に、淡々とマッサージをされる赤ちゃんは、途中泣き出したり、手足をバタバタして動きまわっていました。
お母さんが楽しそうに穏やかな表情でマッサージすれば、赤ちゃんにも伝わるんだと思いました。この体験のあと、マッサージの大切さに気付いて、試行錯誤ですが(笑)私もべビーマッサージを始めました。
お風呂上がりに数分、無理なくやっています。初めは不慣れで嫌がる娘も、続けているうちに笑顔を見せてくれるようになりましたよ。
ベビーマッサージは、時間がない時はやらなくてもいいと思います。ただ、マッサージをすることで、赤ちゃんとの距離がグッと近付くのは確かです。「ここを触れば喜ぶ」とか「足をあげる体制が好きなんだな」とか、ちょっとした発見があります。
なので、赤ちゃんとのコミュニケーションのひとつとして、べビーマッサージは続けてほしいなと思います。
回答8:自分がリラックスできるなら続けるべき
私は5人の子供を育てていますが、ベビーマッサージを子供たちにしてあげたことはありません。テレビで取り上げられているのを見て「流行っているんだな」とは思いましたが、慌ただしい毎日の中、ベビーマッサージのことを考える余裕もありませんでした。
ですが、友人の中にベビーマッサージの講師がいて、講座を見学させてもらったことがあります。ゆったりとした雰囲気で、特にぐずる赤ちゃんもいなくて、「こんな雰囲気で、お母さんと触れ合える時間が持てるのはいいことだな」と感じました。
友人は「ベビーマッサージは赤ちゃんのためにするだけではなくて、ママのためでもあるんですよ」と話していました。
「赤ちゃんに触れることで、日々の育児のあわただしさや、イライラが和らいで、赤ちゃんとの絆が生まれてくる」のがベビーマッサージの本来の効果だそうです。それを聞いて、「私もあの怒涛の赤ちゃん期にマッサージをしてあげたら、あんなに精神的につらい思いをしなくてよかったかな」と思います。
一方で、「赤ちゃんのためにいいマッサージをしてあげなきゃ」と気負いすぎて、それがストレスの原因になるのなら、続けなくてもいいと思います。
結局は、「赤ちゃんのために」ではなくて、「自分のリラックスのために」赤ちゃんと触れ合ってみると、もっと楽にマッサージを続けられるはずです。
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