3人目のカンガルーケアでヒヤリとした話
ヨカっち(1976年生まれ/子供4人/自宅出産)です。2005年に初めて出産したときの私は、カンガルーケアという知識がありませんでした。でも、産院の方針だったのか、出産直後に助産師さんが自動的に赤ちゃんをお腹に乗せてくれました。「抱っこしますか?」「はい」のような会話があった気もしますが、あまり覚えていません。
2008年に2人目を出産したときは、かかっていた産院が母乳育児を推進していて、カンガルーケアが当然でした。私の記憶では、そのときまでは、カンガルーケアに批判的な意見を特に聞かなかったです。あとでニュースでデメリットが話題になっているのを知って、「色々な判断があるのだな」と驚きました。
でも、産まれたての赤ちゃんを抱っこするのは「私にはとても幸せで、大好きなこと」と2回の出産で知ったので、3人目も4人目もやめようとは思いませんでした。
メリット:事前の想像をはるかに上回る体験ができる
最初はとにかく、産まれたての赤ちゃんに触れたことが感動でした。初めての出産では、実際の赤ちゃんを事前にイメージしていましたが、目の前にしたときには、そんなものが無意味に思えたくらいの驚きに満ちていました。
実物の質感に「うわー!小さい!柔らかい!頼りない!」と感動したり、「すごくシットリしてる~!」と発見があったり。まさに「百聞は一見に如かず」でした。
赤ちゃんは、産まれてすぐは「オギャー!オギャー!」と泣いていましたが、お腹の上では、どの子もそのうち落ち着いてしまいました。おっぱいをくわえさせてみましたが、いきなりガツガツ吸いはしませんでした。猫がこたつで丸くなるような、平和な様子で寝ていました。とてもかわいかったです。
デメリット:うっかり乗せたまま寝てしまった
3人目のとき、カンガルーケアのデメリットとして「赤ちゃんの窒息や落下」が世間で言われていたにも関わらず、お腹に赤ちゃんをうつ伏せに乗せたまま、つい寝てしまったことがありました。心地よい疲れと、赤ちゃんの柔らかさで癒され、リラックス状態だったのだと思います。
その30分の間、忙しい助産師さんたちは他の出産に回ってしまっていました。ダンナは同室にいましたが、ゲームで暇つぶししていて、誰もケアしていませんでした。今思えば、何事もなくて良かったです。
まとめ:リスクを事前にわかっておけば対策もできる
元気な状態で産まれた赤ちゃんなら、抱っこしないともったいないと思います。この感動は、このときしか味わえないからです。今はひと昔前と違って、リスクについてもわかったので、逆にそれらを避ける気配りができますよね。私のようなうっかりミスにも気を付けつつ(笑)、母子だけの感動をぜひ体験してほしいと思います!
母親としてやっていけるのか心配な人は、カンガルーケアが効果的
あきママ(1983年生まれ/子供5人/双子出産)です。私はカンガルーケアを希望したわけではないですが、カンガルーケアを推奨している病院だったので、生まれてすぐにしばらく抱かせてくれました。
メリット:「母親になれるかな?」という心配が吹き飛ぶ
1人目のときは初めての出産だったし、はじめて新生児の赤ちゃんを目の前にして、「私が母親になれるかな」と心配な気持ちがありました。
ですが、生まれたばかりの長男を抱っこしてみると、今まで心配していたことが一気に吹き飛びました。「赤ちゃんってこんなに重たいんだ」という驚きと同時に、赤ちゃんのぬくもり、やわらかさ、小さな声ながらも一生懸命泣く姿を見て、「私がこの子を守らないと!」と、母親としての自覚や責任が芽生えました。
デメリット:母乳育児がうまくいくか心配になった
長男を出産したとき、看護師さんが「おっぱいを少しくわえさせてみて」と言われて吸わせてみたのですが、上手にくわえさせることができませんでした。
赤ちゃんは上手におっぱいを吸えるものだとばかり思っていたので、「こんな状態でおっぱいを飲んでくれるのかな」と母乳育児を目指していた私にとっては不安材料になってしました。
一方、長女のときも同じようにおっぱいを吸わせてみると、すぐに上手に吸い付いてくれて「この子はよく飲んで大きくなってくれそうだな」と感じました。赤ちゃんの生まれた時から得意なこと、苦手なことあるんだなと思いました。
まとめ:赤ちゃんと2人きりでなければ大丈夫
母乳育児が心配になった長男も、その後はちゃんと上手におっぱいを飲んでくれるようになりました。私の都合で母乳をやめるまでは完全母乳で育てることができました。
カンガルーケアでの事故も耳にしたこともありますが、赤ちゃんとお母さん2人きりではなく、誰か近くにいてくれながらのカンガルーケアなら大丈夫だと思います。
産後、お母さんの体も疲れきってしまって、思うように赤ちゃんを抱っこすることができないかもしれません。でも、看護師さんなど手伝ってくれる人がいれば大丈夫です。赤ちゃんとの触れ合いの時間を産後すぐに持つと、気持ちが落ち着いて、産後の体を穏やかな気持ちで休めることができますよ。