赤ちゃんの名付けに義両親が口出ししてきた場合の対処法

赤ちゃんの名付けに義両親が口出しをしてくることがあります。確かに、かわいい孫の名前が気になる義両親の気持ちもわかります。ですが、やはり名付けは親である自分たちで決めたいものです。そこで、義両親が名付けに口出ししてきた場合に、どのようにして自分たちの主張を通せばいいのか、回答します。

●今回の相談
赤ちゃんができたとわかったときから、夫に「名前を考えておいてね」とお願いしていました。でも、臨月になってもまだ名前を決めかねています。というのは、夫の両親が名前の候補を挙げてきて、名付けに介入してきたからです。

夫の両親は「初孫の名前は自分たちが付けるべきだ」と言い出していて、夫もそれに従いそうです。夫も祖父母に名前を付けられたそうです。私としては、赤ちゃんの名前は「親である自分たちからの最初の贈り物」だと思っているので、やはり親が名付けるべきだと考えています。

でも、このままだと、義両親が決めた名前に決まりそうで怖いです。義両親の名付けの押し付けをやんわり断るにはどうしたら良いのでしょうか?(妊娠37週目、32歳)

名付け義両親

回答1:旦那に何度も何度も自分の希望を伝えて説得してもらう


ちゃみっこ(1976年生まれ/子供3人/調理師)です。初めての赤ちゃんは特別な存在ですから、名前も親である自分達が決めたいですよね!義両親もきっと同じ思いをして、「孫こそは絶対自分たちがつける!」と心に決めていたのかもしれません。

しかし、それはそれ。やはり、子供の名前は親が決めるのが自然だと思います。産まれてくる子を一番にお世話するのは母親なのですから、母親が納得できる名前でないと、愛情のかけ方も変わってしまいます。

うちの旦那もどちらかというと、私より義母を優先するタイプです。名付けに関しても、義母が「あれがいい、これがいい!」と、口を出してきました。でも、どうしてもこれだけは譲れないと思ったので、旦那に「私はこの名前にしたい!」という主張を何度もしました。

1度や2度では、まだ義母に流されてしまいそうでした。でも、何度も何度も旦那に訴えることで、私の気持ちの強さがやっと伝わった感じでした。旦那「○○にするから!」と、私の決めた名前を義母に宣言してくれました。

あとは、姓名判断も使いました。「この名前だと字画があまり良くなくて、こちらのほうが字画が良かったので」などと言うと、断りやすいです。ずるいかも知れませんが、ネットの姓名判断で悪い結果が出たら(サイトによって結果も変わります)、それを見せてしまうのも手です。

せっかくお腹を痛めて生んだ子ですし、母親が子供に与える影響は大きなものです。納得いく子育てをするために、自信を持って主張してください!

回答2:旦那さんと話し合って、自分たちの信念を義両親に伝えてみて


すずこママ(1980年生まれ/子供3人/元看護師&保健師)です。旦那さんの家系では、そういう風に名づけすることが習わしなのかもしれませんが、大変な思いをして赤ちゃんを産むのは自分自身ですし、この問題は譲れないところですよね。

我が家の場合は、名づけに関して義両親や自分の親からの積極的な介入はありませんでした。ただ、夫の兄弟が3人とも祖父と義父の名前から1文字ずつもらっているので、「同じようにしなくてはならないのかな・・・」という心配はありました。

また、「呼びやすい名前がいい」「最近多い読めない漢字の名前はちょっと・・・」などの意見は耳にしていたので、そういった案も少しは意識しながら考えました。それでも「義父の漢字を1文字もらう」というのは、夫が反対してくれたこともあって免れました。

結局、「私と夫でそれぞれに考えて産まれてから顔を見て決める」という方法で3人とも名づけしました。名前は「親からの最初のプレゼント」と言われるほどなので、ここは旦那さんとしっかりと話し合われて、「これだ!」と納得いく名前を2人で考えることが必要だと思います。

旦那さん任せにしていたのでは、おそらく義両親の押しに負けてしまいそうなので、「自分たちでよく考えてこれに決めました」という信念を義両親にきちんと伝えることが大事です。

もしくは、「ずっと前からつけたい名前があった」などの理由を伝えてみてはどうでしょう?「そこまで言われては仕方がないね」と言わせるほどの理由があれば、さすがに義両親も身を引いてくださるのではないでしょうか。

回答3:「妊娠したときからそう呼び続けていた」と告げる


マヤ(1979年生まれ/子供3人/看護師)です。私は、絶対に夫婦で決めます!ですが、あまり強く言い過ぎるのも後に引くので、「妊娠したときから○○ちゃんって呼んできました。そう呼ばないと反応しないんですよ」と、やんわり自分でつけたい名前に誘導するのはいかがでしょうか?また、そのような理由になってくると、義両親も強く言いだせなくなってくるかもしれませんよ。

実は、私も似たような経験があります。「しきたりだから」とかそう強くは言ってこなかったものの、当時、プロ野球選手になって人気だった「松坂大輔」にあやかって、義母が「大輔にしなさいよ!」と言ってきました……。

内心「そんな理由でつけられない」と半分イライラしていましたが、やんわりと「自分たちで決めますから、心配しないでください♪」とお返事しました。

義母は残念そうでしたが、「やっぱり自分たちで決めてよかった」と、16年たった今でも思いますよ。一生懸命に考え出した大切な名前ですから、親としても思い入れが強いです。いい名前が付けられるよう応援しています!

回答4:旦那に名付けの重要性を気づかせる


カッチ(1983年生まれ/子供1人/元看護師&韓国在住)です。私も同じ経験をしました。妊娠中に「父さん(義父)が子どもの名前をつけたがっている」と旦那に言われました。お腹が大きくなると、義父から「父さんが名前つけてやる」と直接言われました。これに対して、私は次の2つで対抗しました。

1.隙をみせないこと

「子どもの名前は親が決める」という考えを強く持って、その気持ちに隙がないことをみせました。義父から子どもの名前に関して言われたら取り合わないで、冗談として流しました。例えば、義父から「父さんが名前考えてやるから」と言われたら、「はは、それは主人が決めますから」とさらっと流しました。

そして、それ以上の会話をしないようにしました。「なんで?考えてやるよ」ともっと突っ込んで言われたら、「名前は父親(旦那)が決めるものですから」と一言言って会話を切るようにしました。ムキになったり、考えを主張せずに、「当然、名前は旦那が決める!」という意志を態度で示しました。

2.旦那をその気にさせること

旦那が折れてはいけませんので、旦那にはしっかり自分の考えを伝えて、父親としての自覚を持つように促しました。旦那から「父さんが名前を決めたがってる」と言われたときは、「何言ってんの?父親はあなたでしょ。名前を決めるのは当然あなたの仕事!」と、真っ向から主張しました。

名付けは、父親としてのはじめての仕事であり、子どもへの大きなプレゼントであること。それを義父に譲るなんて絶対許さないことを話し続けました

韓国では、両親が名前をつけることが日本ほど当たり前のことではなくて、名づけ師に頼んだり、義両親が決めることもあります。なので、私の名前の由来について説明しました。私は、父を幼い頃に亡くしたので、父にもらったものは名前しかありません。その分、どれだけ名前が大切なもので、名前に誇りを持っているかを話しました。

字画や姓名判断ではなくて、「どれだけその名前に気持ちを込めたか」「希望を託したか」が大切だと思っています。その考えを旦那にしつこくしつこく話しました。すると、そのうち旦那が名付けの重要性に気づいて、積極的に名前を考えるようになりました。

まとめ:義両親の説得は旦那に任せる

私の場合は、自分から義両親にはっきり言うのではなく、旦那をその気にさせて義両親に言わせる方法を使いました。 旦那の意志が曖昧で隙があれば、義両親は一番言いやすい嫁に主張してくるでしょう。私たち嫁は、義両親にはどうしてもはっきり言えません。なので、義両親を説得するのは旦那の仕事です。

旦那が自分の両親へ「父親として名前を考えたい」としっかり話すことができれば、義両親も納得してくれると思います。 私たちは、自分が揺らがないように、折れてしまわないように気持ちをしっかり持って主張していくことが大切だと思います。

回答5:自分たちの名前の候補を義両親に伝えて一緒に選んでみる


なな(1989年生まれ/子供1人/元婦人科看護師)です。私は子供の名前は夫婦で決めるべきだと思っています。自分たちが納得して決めた名前は、呼ぶときにとても愛おしく思えるからです。

私は義両親ではなくて、自分の両親が名づけについて意見を言ってきたことがありました。私が「○○に決めたよ~」と生まれる前に伝えたら、「顔を見てからしっかり考えたほうがいい」と言われました。

私たちは、顔を見ても変わることはないと思っていましたので、「そうだね~」と適当に相槌を打っておきました。他にも、「名前はどうやって付けたの?」などいろいろ聞かれましたが、参考程度でほとんど聞き流しました(笑)

私からのアドバイスとしては、まずはご主人に名づけへの思いを伝えてみてください。このまま義両親に名前を付けられてしまったら、一生引きずることになります。そして、ご主人と一緒に生まれてくる子供の名前を考えて、名づけの思いを義両親に伝えてみてください。

義両親の名付けを全てを断るのではなくて、考えた名前の候補を伝えて一緒に選んでみるのはどうでしょうか?

きっと義両親は名づけについていろいろ語ってくるとは思いますが、適当に相槌でいいと思います。最終的に決定するのは、絶対に自分たちになるようにしてください。素敵な名前が付けられるといいですね。

回答6:「譲り合い」を意識して義父母に恩を売ってみる


ヨカっち(1976年生まれ/子供4人/自宅出産)です。子供の名付けの喜びは、当然両親のものだと思います!申し訳ないですが、義父母さんの出る幕じゃないです。私の義父母は、名付けには介入してきませんでしたが、やはり初孫ができたときはスゴく盛り上がってました。産前産後のスケジュールや、お宮参りの予定まで提案してきたり。

気持ちはありがたいのですが、正直「そこまで入ってくる?」とイヤになることもありました。ですから、一生付き合っていく名付けにまで介入されていたら、我慢できなかったと思います。

私と義父母は、結婚前の付き合いも6年と長かったので、思ったことを遠慮なく言える間柄でした。それでも、向こうの気持ちを思うと、さすがにあまりキツイことは言えなかったです。ダンナは「嫁の味方」に徹していたので、下手をすると嫁姑戦争になってしまうんじゃないかと(笑)

そこで私は、「譲り合い」を意識することにしました。こっちが折れる部分をある程度作っておいて、「これは私が決めたいな」ということには義父母に折れてもらう、という感じです。向こうは気づいてなかったかもしれませんが、この方法で平和に回ったと思っています。

相談者さんも、例えば「お宮参りを義父母の土地でする」とか恩を売っておき、「だから名付けはこっちでさせてください」のような流れに持っていくのはいかがでしょう? もちろん、ダンナさんと意見が一致してないと説得力が半減しますから、そこも抜かりなく根回し(?)が必要です。

とは言え、最後は結局、どんな押しにも負けない自分の意志が支えだと思います。「やんわりと」が通じない場合に、率直に話し合う覚悟は持っておいたほうがいいですよ。

回答7:義両親の考えも一部だけ取り入れてみる


あきママ(1983年生まれ/子供5人/双子出産)です。私自身は、子供5人とも夫婦で考えた名前を子供たちにつけることができました。身内にも意見は聞きましたが、みんな私たちの考えを尊重してくれたので、身内からの名づけの押し付けはなかったです。

ただ、私の以前の職場に、とても姓名判断に詳しい先輩がいて、妊娠報告をしてから一緒に名前を考えてもらいました。最初はありがたいと思っていたのですが、私が「この名前がいいと思うんですけど」と相談すると、「この漢字はやめといたほうがいい」「こっちの漢字がいい」と漢字の画数など細かいところを指摘されました。

「じゃあどんな名前がいいですか?」と聞くと、画数的にはよい漢字なのでしょうが、とても難しくて簡単には書けなくて、私が思い描いている名前とは違う名前ばかり提案されてしまいました。

「せっかく親切でアドバイスをくれた先輩の好意も無駄にはできない」と考えた結果、先輩は「家族の中で同じ画数の名前にならないように考えるといい」と言っていたので、そこだけは守って名づけを考えることにしました。自分たちがどういう思いを込めて名前をつけているのか説明して、理解してもらって、それ以外は自分たちの思いを押し通しました。

やはり、子供の名前は親である夫婦でつけたいと思うものです。なので、親が子供に込めた願い、思いをしっかり義両親にも話してみてはどうでしょうか?それでも名づけに介入してくるようであれば、義両親の考えもどこか取り入れるのもひとつの案だと思います。

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