体験談5:スゴ腕の骨盤体操の先生に出会った(妊娠9月と10ヶ月/2回利用)
こじかママ(1985年生まれ/子供3人/元看護師)です。私は鹿児島県出水市にある「広瀬産婦人科医院」主催のマザークラス(後期)と、ラマーズ教室、骨盤ケア教室へ行きました。1人目の妊娠10か月に2回と、3人目の妊娠9か月に1回通いました。
マザークラスでは、入院時に病院で必要なものや、病院で用意してくれるものの説明がありました。実際に院内の見学と案内もしてくれたので、ベビー室や部屋の作りなど隅々まで見ることができました。
さらに、入院から退院までどのように病室で過ごすかなどの説明をしてくれます。本来なら妊娠8か月で受ける教室ではあったのですが、里帰り出産だったので、特別に妊娠10か月で参加させてもらいました。
どうしても受けたいものは、病院に交渉してみると良いです。また、必要なものとそうでないもののパンフレットももらえたので、ものすごくわかりやすかったですし、入院生活に関しての不安はほとんどなくなりました。
実際に見てみることで、シャワー付きの個室がいいと思い、あらかじめ希望することで、入院時に希望通りに過ごすこともできました。
ラマーズ教室では、お産の進み方についての解説がありました。看護学校で学んでいても、実際自分が妊婦になってからのお産の想像は恐怖でしかありません。でも、助産師さんが、どのくらいの時間をかけて、どの程度の陣痛で、赤ちゃんはどうやって産道を通ってくるか詳しく解説してくれました。
出産のイメージがついたので、痛みの恐怖はありましたが、ただ何も知らない恐怖と比べたらとても安心できました。
骨盤ケア教室では、実際にトコちゃんベルトを使ったり、持っていない人はさらしを紐のようにして骨盤に巻くやり方を教えてくれました。体操をしながら、骨盤を矯正して、姿勢が良くなりました。妊娠後期で腰痛などもありましたが、かなり改善されました。
さらに、出産の時に骨盤ケアの先生が来てくれて、一緒に骨盤体操をしたら、なかなか進まなかったお産が一気に進んで、10分かからずに出てきました。骨盤体操の先生恐るべし神業!笑
「受けてよかった!」と思う内容がほとんど
産院で受けられる母親学級は無料が多いです。時間のゆとりがある人はすべて受けてもよいと思います。でも、私のように働いている人は都合をつけて行くのは無理ですよね。ですが、妊娠後期は産休などで余裕があるのではないでしょうか?
後期の母親学級は病院の案内やお産の進み方や入院の経過など、初産婦にとって「受けてよかった!」と思う内容がほとんどです。なので、ぜひ、後期の母親学級は受けてみてください。
また、「もう出産経験あるし、普通の母親学級はいいや。」と思っている人!骨盤ケア学級など、「母親」という枠にとらわれない教室もあると思うので、ぜひ参加してみてください。私のように神業体験できるかもしれませんよ!笑
体験談6:母乳育児の回がとても有意義だった(3回利用)
カッチ(1983年生まれ/子供1人/元看護師&韓国在住)です。私は韓国ソウル市江西区が主催する「予備父母教室」に参加しました(韓国では「プレ」という意味合いで「予備」という言葉をよく使います)。週1回のペースで全4回あって、そのうち3回出席しました。
私が参加した回は、「胎教と胎談」「母乳育児」についてでした。胎教については、話しかけることの赤ちゃんへの影響や、夫婦間の会話や時間の過ごし方の内容でした。
お腹に毎日話しかけていた主人にとっては、モチベーションが上がる内容だったようです。しかし、正直具体的な内容はあまり思い出せません。それほど実践的で印象深い内容ではありませんでした。
反対に、私が完全母乳を目指していたのもあり、母乳育児の回はとても有意義でした。母乳育児のメリット、母乳授乳中の食事管理、乳房管理の方法など、1時間半いっぱい母乳について話してくれました。
特に、「母乳授乳を1年以上おこなうことで、アトピーなどのアレルギーが起こる確率が下がる」など、データを元に説明をしてくれました。完全母乳を目指す者としては、いろいろな不安が解決される内容でした。
一つ残念だったのは、赤ちゃんが生まれた後の具体的なケアについての内容がなかったことです。沐浴の方法、外出時の注意点、季節による服装など、生まれてすぐから使える知識を教えてもらえたら良かったなと思います。
夫婦で参加することに意味があった
すべての授業内容が有意義とは限りませんが、何か一つでも学ぶものがあればよいと思います。
私は、母乳育児についての回がとても有意義だったので、参加して本当によかったと思っています。また、4回中3回以上参加すると、いろいろなサンプルももらえました。
そして、なにより夫婦で「妊娠・出産・育児」に関わる行事や教室に通うことで、夫婦が同じ方向を向いているような気持ちになれました。
なので、母親教室だけではなく、ベイビー用品を販売する「ベビーフェア」や子ども用品を中心とした「フリーマーケット」にも積極的に参加しました。そのような機会を通して、出産や育児のことを夫婦で自然と話すようになりました。
なので、母親学級に参加することは、内容がどうであれ夫婦で参加することに意義があるのではないかと思っています。
体験談7:出産時に用意しておくものリストが超具体的(妊娠7か月/1回利用)
あきママ(1983年生まれ/子供5人/双子出産)です。私は妊娠7か月ごろに、健診に通っていた「福井ウィメンズクリニック」の母親学級(マザークラス)に1回通いました。
10人くらいのクラスでした。まず、それぞれ自己紹介をしてどんなお産にしたいかということを話します。初産婦さんがほとんどでしたが、前回の出産から少し時間が空いたので参加したという人もいました。
そして、陣痛が来た時の流れや、入院時に用意しておくものを細かく教えてもらいました。健診のときに、一応リストとして説明は受けていたのですが、この時にはもっと細かく「どのくらいの量を用意しておけばよいか」「これは用意していた方がいいけど、なくても困らない」など説明をしてもらえました。
(過去記事:ベビーグッズ・用品いるもの、いらないものリスト)
(過去記事:妊娠中に購入したマタニティ用品いるもの、いらないものリスト)
あれもこれも準備しなくちゃいけなくて大変だなと思っていたので、しっかりとメモを取って無駄なものは買わないようにしようと思いました。
また、妊娠中の食事について、栄養の話や食事の量の話も聞きました。妊婦さんが勘違いしがちなのが、赤ちゃんがいるから2人分食べなきゃと思ってしまう人が多いけれど、体重管理がうまくいかない原因だということでした。
「食べる量は変えず、食べるものの質について見なおしてみると、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても良い食事をとることができますよ」とアドバイスをしてもらいました。
そして、赤ちゃんが生まれたあとの生活についても簡単に説明を受けて、赤ちゃんの人形を使った沐浴体験や、おむつ交換などを教えてもらいました。
沐浴が思った以上に難しく、「実際自分の赤ちゃんでやってみると違いますよ」とは言われましたが、毎日ちゃんとできるんだろうか心配になりました。入院中にも沐浴の指導があると聞き、しっかりその時聞いておかなくてはいけないと思いました。
マザークラスで出会った妊婦さんとは今でも交流が続いている
私自身、身近に出産を経験した友達がいなかったし、お産がどういうものか未知の世界でした。母親に聞いても、「昔のことだから覚えてないわよ」と言われていたし、マザークラスに参加して初めて、「お産ってこういうものなんだ」と実感することができました。
マザークラスで一番印象に残っているのは、生まれてくる赤ちゃんの平均的な大きさ(3kg、50cm)の赤ちゃんの人形を抱っこしたときのことです。もっと赤ちゃんは小さくて軽いんだと思っていた部分があったので、抱っこしたときのずっしりとした重みで、命の重みを感じることができました。
また、マザークラスは同じ時期に出産を控えているお友達をつくることができる場でもあります。
出産の時期が同じということは、子供たちも年齢が近いということになり、これから先の成長段階や、入園入学などで相談できる相手ができるということは、育児をしていく中でとても重要です。
私も、マザークラスで出産予定日が1週間違いの妊婦さんと仲良くなりました。健診などでは一緒にならなかったんですが、出産した日が2日違いで少し入院生活を一緒に過ごしました。
家もわりとご近所で、産後もしばらくはお互いの家を行き来していましたが、私がすぐ引っ越しをしてしまったのでなかなか会うことはなくなりました。でも、今でも連絡を取り合ったり、たまに食事をしたりと交流は続いています。
子供たちが大きくなった今でも、話すことは自然と子育ての悩みになってしまいますが、私にとって彼女はとても大きな存在です。
初めての妊娠、出産は不安だらけだと思います。妊婦健診ではどうしても赤ちゃんの成長に目が行きがちで、自分自身の不安や疑問を聞きにくいこともあります。母親学級は妊婦さんのための内容になっているので、参加してみると自分の不安や疑問も解消でき、安心して出産に備えることができると思います。
体験談8:調乳に苦戦する夫が微笑ましかった(妊娠8か月/1回利用)
すずこママ(1980年生まれ/子供2人/元看護師&保健師)です。私は病院が主催の両親教室に参加しました。函館市にある「えんどう桔梗マタニティクリニック」の両親教室です。1人目を妊娠8か月の頃の1回のみで、2人目以降は行っていません。
内容は赤ちゃんが産まれてくるビデオの上映と、陣痛から出産までの進み方のレクチャー、粉ミルクの調乳の仕方、赤ちゃんの沐浴の仕方、分娩するLDRの見学と入院する病室の見学でした。
粉ミルクや沐浴については私が看護師の実習で経験済みだったので、主に一緒に参加した未経験の夫にやってもらい、横からあれこれアドバイスしていました。調乳の「人肌の温度」がよくわからず冷やし過ぎてしまったり、周りで参加していた男性陣もアワアワしながら取り組んでいる姿が微笑ましかったです。
LDRと病室の見学は実際に自分が使用する場所だったので、出産時をイメージするためにもじっくりと見てきました。じっくり見学したものの、助産師さんから「緊急で帝王切開になったら、見学はできないけどこっちになりまーす!」と、にこやかに手術室を案内させられたときにはちょっとビビりました(笑)
助産師さんのリアルな声は、育児雑誌を読むより価値がある
初めて出産する人であれば、イメージトレーニングのためにもぜひ行ったほうがいいと思います!私自身、ある程度の予備知識はあったものの、いざ自分の身にそれが起こることなのかと思うと、やっぱり未知の世界なので不安でした。
育児雑誌で「こういうふうにお産が進むんですよ~」といったイラスト付きの解説を何度も読んだところで、実際に赤ちゃんを取り上げてくれるかもしれない助産師さんのリアルな声ほど身に染みるものはなかったです。
旦那さんの都合があえば、両親教室は一緒に参加したほうが良いです。どれだけ出産が大変なことなのかを少しは感じてもらえると思います。
うちも夫が父親になる実感がまったく湧かない人だったので心配していました。ですが、一緒に沐浴練習したことで、赤ちゃんが産まれてから率先して沐浴もやる気になってくれました。また、ミルクの調乳も「やろうか?」と進んでやってくれるようになったのは驚きでした。夫の意識改革の1つとして、両親教室はいい刺激になったと思っています。
体験談9:母親教室に参加しなかった私は、入院中のオムツ替えに困った
私は母親学級には参加しませんでした。理由は、同居している旦那の母親と育児経験のある旦那の姉が「わからないことは何でも教えてあげるから、母親学級なんて行かなくて大丈夫よ!」と言ってくれたからです。
産婦人科のスタッフさんも、その都度質問すれば答えてくれるような感じでした。それでも少し不安だったので、自分でも「たまひよ」などの育児雑誌を見て勉強はしていました。
しかし、いざ出産してみると、病院の中でも授乳やオムツ替えなど、入院中すぐにやらなければいけないことがたくさんありました。
当然、義母や義姉はいません。特にオムツ替えは「たまひよ」で読んでいても、赤ちゃんを目の前にしたらちんぷんかんぷんでした。
出産当日が満月だったせいか、病院も満員でスタッフさんも忙しそうでしたので質問もしづらい状況の中、仲良くなった育児経験者のママさんに、「オムツの替え方教えてー!」と助けを乞いました。
「母親学級、受けなかったのー?」と軽くお叱りを受けながらも、快く教えてくれて、それも今では良い思い出です。
授乳の仕方や赤ちゃんの抱き方は、その場でスタッフさんが丁寧に教えてくれたので、問題はなかったです。沐浴は、入院中はスタッフの人がしてくれましたし、家に戻ってからはじいじと旦那の係だったので、困ることはありませんでした。
そのほか、耳垢そうじや爪切りなどのケアは、予定通り義母や義姉に教えてもらいました。母親学級を受けなくても身近に教えてくれる人がいたので、退院してからは困ることはありませんでした。
ですが、入院中はすべて自分でやらなくてはいけないので、ある程度の練習はしておくべきだったなと感じました。母親学級は行っておいて損はないので、できるなら参加しておいたほうがいいと思いました。
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