生理の遅れや、妊娠検査薬で陽性反応が出て「いざ産婦人科を受診しよう!」と思っても、初診の場合はわからないことだらけです。どのタイミングで受診すればいいのか、予約は必要なのか、どんな服装を着ていけばいいのか、どんな検査が待っているのか、料金はいくらかかるのか。リアルな声をお届けします。
超音波検査で映しだされる赤ちゃんの姿に母性が芽生えた
マヤ(1979年生まれ/子供3人/看護師)です。私は妊娠2週目ごろ受診しました。生理が来なく、妊娠検査薬を買いに行き自分で調べました。予想通り陽性の判定、ちゃんと妊娠しているか早く確かめたかったので翌日に受診しました。
仕事終わりでしたので、帰宅時間に間に合うクリニックを探しました。そのため産婦人科では診療時間が合わなく、初めての検査は婦人科クリニックでした。検査だけの目的だったので、あまり考えずに診療時間だけを頼りに選びました。
前日に予約を取ろうと連絡をしましたが、「予約なしで大丈夫ですよ。」という返事でした。当日、仕事終わりのまま飛び込みで行きました。
自分だけで抱え込むことが嫌だったので、付き添ってもらいました。先生から「赤ちゃんがいますね」と伝えられ、夫と私は結婚もしていなかったのでパニックと嬉しさでいっぱいの気持ちになりました。
先生から妊娠していることを告げられることによって、私と夫はより親としての実感と責任感を感じました。持ち物は、とりあえず保険証とお財布で足りました。初診料がわからなかったので、多めに15,000円はお財布に入れて行きました。
服装は、産婦人科の検査というと、とにかく脱ぐというイメージがあったので着替えが楽なワンピースを選びました。実際に下着だけ脱ぎ、服をまくり上げるかたちでしたので楽でした。
「こんなことするの!?」という恥ずかしさ
印象に残ったのは、体重と内診による超音波検査です。特に、内診台に乗る超音波検査は「みんなこんなことするの!?」という思いと恥ずかしさでいっぱいでした。
下着も付けていない格好で、スカートをお腹の上までまくり上げ、診察台の椅子に座ると自動で両足が勝手に開いていき、とんでもない姿に!先生が診察に来るまでのわずかな時間も長く感じ、電気のライトが異様にまぶしかったです。
内診と超音波検査で実際に画像を見せてくれて説明をしてくれました。「これが、赤ちゃんがいる袋ね、いるね。」と言われ、何とも言えないうれしさと、自分自身の身体に赤ちゃんがいるという命の存在に感動しました。
診療終了時間ギリギリだったので、診察に待ち時間はなく、すぐに診てもらいました。診察されるまでの間、「たぶん妊娠」「いや、絶対妊娠」「妊娠してないかも」と頭の中にグルグルとめぐっていました。
1日中そんな状態だったので診察はあっけなく終わってしまった感じでした。初診料込みで6,000円くらいでした。正直、高いなと感じました。
超音波検査で映しだされる赤ちゃんの姿で・・・
受診時の不安や緊張はきっと内診に対することが多いかと思います。人に聞いたり、ネットで調べたりと、いろいろな情報やイメージが先行してしまって不安を余計にあおってしまうのでしょうね。
私も実際に不安や緊張でいっぱいでしたが、そのこと以上に超音波検査で映しだされる赤ちゃんの姿に母親としての母性が芽生えました。まだ小さくてほとんど見えませんし、小さな豆の形をした姿でしたが、その姿が何ともいえないほど可愛らしく愛おしいのです。その瞬間は診察の不安や恥ずかしさはもうありません。
注意点としては、事前に受診する病院に連絡をし、予約の有無と大体の初診料を聞いておくと安心ですし、スムーズにいきます。それから、自分の最終月経と月経周期はわかっておいたほうがいいですね。
はじめての産婦人科は未知でちょっと神秘的なところ
はらだひな(1988年生まれ/子供2人/身内に助産師)です。私は妊娠8週目くらいのときに受診しました。生理が遅れていたので、市販の妊娠検査薬を使ってみると陽性と出たからです。赤ちゃんが欲しかったので、妊娠検査!→即病院!という感じでした。
とりあえず自宅から近い助産院を選びました。なにかあったとしてもすぐに受診できる距離ですし、交通費なども考えると近場がベストかなと。
もともと病院嫌いな夫は、付き添ってもらっても面倒かと思い、1人で行きました(笑)ほかの夫同伴の妊婦さんもいましたが、うらやましいとも何とも思いませんでした(←強がり)
初診は予約制ではなかったので、直接行って受付の問診票に「妊娠しているかも」と書きました。声に出してはちょっとその場では恥ずかしくて言えませんでした。
持ち物は、財布、携帯、保険証だけです。もし服用している薬があれば、お薬手帳や薬そのものを持参することも必要です。初診後に足した持ち物ですが、生理用のナプキンを持っていくと良いですよ。内診した後に、おりものやちょっとした出血がある場合があるので・・・。
服装は、上はゆるいグレーのTシャツに、下は普通の黒のパンツ、足元はぺたんこ靴にしました。病院なので窮屈な格好より、ラフな格好が楽かと思ったからです。普段はヒールが多いのですが、なにか言われるのが嫌だったので、念のためぺたんこ靴に。
案の定、ヒールを履いていった妊婦さんは助産師に注意を受けていました・・・。汗っかきの人はグレーのTシャツはやめといたほうが無難です(理由はのちほど!)
黒いだの臭いだの思われてるのかな
流れとしては、尿検査→助産師から説明(ここで妊娠かどうか言われました)→医師による内診(妊娠の確定)→助産師と今後どうするか話し合い(産むのか産まないのか、相手は誰かとか)です。
最初に尿検査でした。でも受診前に自宅トイレで妊娠検査薬を使ったので、病院のトイレではすぐに尿が出なくて大変でした。
さらに、内診することを知らなかったので「内診しますね」と言われたときは、心の中で「来る前にお風呂入ってくれば良かった・・・。」「ティッシュ付いてないよね?」と焦りました。
内診台に乗ったときは、初めての体験で恥ずかしい限りでしたし、おまたの先には先生だけでなく看護師がずらーっと並んでいました。
「私はこんな大勢の人の前でおまたを広げるのね・・・。黒いだの臭いだの思われてるのかな・・・」などと考えていると、汗がダーダーと吹き出してグレーのTシャツを着てきたことを後悔しました(笑)
病院に着いたのが午前9時ごろで、終わったのが昼過ぎでした。待っている間は、病院内に置かれた育児情報紙を読みながら、「赤ちゃんができていたら、まずは夫に報告して、次はお母さんで・・・」と、誰に報告していくか順番を考えていました。
ですが「万が一、夫に赤ちゃんをおろしてと言われたら・・・」とマイナスなことも考えて涙ぐんだり、一喜一憂して頭の中は忙しかったです。
予約なしの初診はかなり時間がかかるので、時間潰しに気に入った雑誌や漫画を持参するのもひとつです。自分の好きなものはリラックスできますしね。私は途中から漫画を持参しましたよ。
初診は3,000円しないくらいです。正直、普通の内科にかかる感覚だったので「高っ!」と思いました。
次回からは内診はさほど恥ずかしくなくなる
産婦人科で一番恥ずかしいのってやはり内診じゃないですか?おまたパッカーンてなって見られるのは誰だって恥ずかしいと思います。(表現が悪くてすみません)
でも、身内にいる産婦人科で働く助産師は私に対し、「1日何十人も内診してるんだし、そんなまじまじ見てないし、みんな同じような感じだよー。気にするだけ無駄」と言いました。
その言葉に助けられ、「恥ずかしがってたり気にしてるのは私だけだ」と思うようになり、次回からは内診はさほど恥ずかしくなくなりました。恥ずかしいのはほんと最初だけです!だから我慢です!あとは受診前にトイレに行くと私のように検尿に困りますので、トイレのタイミングも大事です。
はじめての産婦人科は未知でちょっと神秘的なところだと私は感じました。でも、どこか温かい雰囲気は気持ちを落ち着かせてくれます。内診だったり検査だったり、ドキドキなことはたくさんあるかもしれませんが、緊張は診察に影響が出ることもあるので、できるだけリラックスして受診できると良いですね。
