今回は、「ラズベリーリーフティーに安産の効果は本当にあるの?」という相談に、実体験ベースでお答えします。
●今回の相談
私は現在妊娠7か月です。3年前に長女を普通分娩で出産したのですが、そのときは40時間を超える難産で、かなりの体力を消耗しました。退院後もしばらくの間、思うように体を動かせないほどになってしまいました。
「2人目の出産は1人目に比べると安産になることが多い」という話はよく聞くものの、また1人目のときと同じように難産で体力を奪われてしまったら、長女も含めて育児がまともにできなくなってしまうことが心配です。
そこで、1人目のときは飲んでいなかった「安産のお茶」と呼ばれているラズベリーリーフティーを飲み始めました。
正直、「お茶を飲むだけで安産になるなら苦労しないよ」と半信半疑なのですが、実際のところラズベリーリーフティーに安産の効果はあるのでしょうか?もし、ラズベリーリーフティー以外に安産になる対策をご存知でしたら教えてほしいです。
(妊娠7ヶ月目、かな、38歳)
回答1:安産のためには、骨盤ベルトの併用がおすすめ
私もラズベリーリーフティーを飲みんでいました。ただ、あまり味が好みではなかったので、真面目に毎日飲んでいなくて、気が向いた時に飲む程度でした。
結果として、2人目と3人目の妊娠中は、わりと安産ではありました。でも、お茶を飲むだけでみんなが安産になれるなら、誰も苦労はしないですよね。本当にラズベリーリーフティーの効果なのかはよくわかりません。
ラズベリーリーフティーよりも安産の効果を感じたのは、骨盤ベルトです。私は1人目出産時に大量出血したので、大量出血の原因の一つにもなっている骨盤の歪みを整えるために、骨盤ベルト「トコちゃんベルト」を装着していました。
お腹が大きくなるにつれて、骨盤周りが緩んで腰痛になったりしていた時に、トコちゃんベルトをしていたおかげで症状も和らぎました。出産時の出血量も1人目の半分程度で済みました。3人目に至ってはスピード出産で、出血もさらに少なく済みました。
結局のところ、私にとってラズベリーリーフティーを飲むことは、根拠のないジンクスのような感覚です。ただ、できる限りのことはしておいて損ではないので、ラズベリーリーフティーだけではなくて、骨盤ベルトを併用したほうが安産の効果は高まるのではと思いました。
回答2:ストレッチも併用していたけど、安産ではなかった
私も1人目の出産前に、ラズベリーリーフティーを飲みました。でも、私の場合は「陣痛が来る」というジンクスで飲みました。なので、「安産になる」というのはあとから知りました。
安産に関しては、産科で教えてもらったストレッチをやっていました。例えば、あぐらをかいて膝を手で押したり、四つん這いになって背中を丸めたり、戻したりというストレッチを夜寝る前にしていました。
でも、出産は安産ではありませんでした。私にはストレッチも、たまたま飲んだラズベリーリーフティーも、何も関係なかったです。
1人出産した経験があると、2人目が不安になる気持ちはわかります。私も「1人目と同じような出産だったら嫌だ」と思っていました。でも、臨月になると「無事に生まれてくれれば、どんな出産でもいい」と思えて、どんと構えることができました。
「2人目の出産は1人目に比べると安産になることが多い」はたしかで、2人目のほうがはるかに安産でした。しかも、2人目は安産になるような対策は、何もしていませんでした。
でも、「2人目のほうが難産だった」という人も普通にいるので、やはり出産はどうなるかわからないものです。
結局のところ、私の場合はラズベリーリーフティーもストレッチも安産の効果はありませんでした。飲んだら安産になるとは信じすぎずに、お守り程度に考えておいたほうがよさそうです。
回答3:ラズベリーリーフティーではなくて、股関節の筋トレ体操をやってみた結果
私が安産対策でやったのは、ラズベリーリーフティーではなくて、「股関節の筋トレ体操」です。1人目の妊娠中にやりました。その当時(2004年)たまごクラブで読んだのですが、「股関節や骨盤まわりの筋肉をトレーニングすると、安産につながる」ということでした。
具体的には、「あぐらポーズで足の裏を合わせて柔軟体操」や、「テーブルに両手をついて足を肩幅くらいに開いて立って、お尻の穴をギュッと締める」という内容です。全部で5ポーズくらいだったと思いますが、思い立ったときにできものだったので、出産まで気楽に続けました。
結果は、陣痛5分間隔から数えて5時間くらいでした。「安産だった」と言えると思います。ただ、2人目以降は、忙しくて股関節の筋トレ体操はしませんでしたが、みんな5時間程度で生まれました。なので、体操のおかげだったのかは正直わかりません。
結局のところ、ラズベリーリーフティーにしても、筋トレにしても、「安産の根拠はありそう」という印象は受けても、結果が保証されているわけでありません。過度な期待はしないで、産後の育児問題は両親にお願いするなど、産後と安産は別に考えて準備したほうがよさそうです。
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