「妊娠36週に入ったころから、むくみがひどくて夕方からは足の太さが2倍になる。私の足はボンレスハムか!」
「足の甲がむくんで靴がきつくて履けなくなった。着圧ソックスを買うべき?」
「皮膚がつっぱって痛くてマッサージもできない。階段の上り下りや入浴がキツイ」
そんな妊婦さんに向けて、妊娠中のむくみ解消法を紹介します。
むくみ解消の効果を実感できたおすすめグッズ4選
すずこママ(1980年生まれ/子供2人/元看護師&保健師/第三子妊娠中)です。私は妊娠7か月頃から産後1か月くらいまでむくみが続きました。膝から下、特に足首がむくみました。
足が重だるくなるのと、血行が悪くなって足先が冷えることが悩みでした。下半身が常に冷えていたのですが、厚着をしてカイロを貼ってみてもすぐには改善しませんでした。
フルタイムで働いていたころは、立ちっぱなしの仕事が多くて身体を横にすることもできず、「早く帰って寝たい・・・」とばかり考えていました。今でも、長い時間座っていると靴下の跡がくっきりついてしまいます。
むくみのせいで体重も増えている気がして、「早急に対策しなくては!」と必死でした。むくみ解消に効くと言われているものはとにかく色々試しました。その中で、効果があったのが次の4つのアイテムです。
1.ヴェレダ「ヴェナドロン」ジェル
「足のマッサージにはヴェレダのヴェナドロンジェルがいい」との口コミを見て購入し、お風呂上りに使いました。ひんやりとした使い心地が気持ちよくて、むくみに効いている感じがしました。
2.寝ながらメディキュット
寝るときには「寝ながらメディキュット」を履いて、足元にクッションを置いて足を高くして寝ると、翌朝にはむくみも引けていました。
3.かばい農園「国産のあずき茶」
最近では、血行をよくする作用や、カリウム・ビタミンが豊富な「あずき茶」を飲むようにしています。むくみの原因となるナトリウムや老廃物を出してくれるので、妊婦さんには特におすすめのお茶です。
4.おまたカイロ
他には、知人からおすすめされてオーガニックコットンの布ライナーを冷え対策に使い始めました。ライナーに小さな貼るカイロをつけて過ごしています。巷では「おまたカイロ」と呼ばれていて、子宮の冷えや便秘解消にも効果があるそうです。
実際、私も使い始めてから、お通じや手足の冷えがよくなって身体中ポカポカと血行がよくなりました。身体にいい効果ばかりなので、産後にも使い続けたいと思っています。
「老廃物が出て行った感」をしっかり感じた私のむくみ解消法
ヨカっち(1976年生まれ/子供4人/自宅出産)です。私は妊娠中期から、出産前まで膝下のむくみに悩まされました。立ち姿勢が原因のようで、夕方に近づくにつれ、むくみが気になっていました。
また、そういうときはいつも同時に疲れを感じていました。夕食の準備をしているときに、「下半身がなんだか重いな」と気付くことが多かったです。ふくらはぎや足の裏が重だるくて、つらかったです。
でも、夕方の時間帯は家事が特に忙しいのです。上の子がいるときにはグズられたりもしますから、休めませんでした。ゆっくりお風呂に浸かりたくても、子供と一緒だと湯船でリラックスする暇もなく、「ママ~、暑いからもう出よう」と言われてしまいます。
結局、寝るまでむくみを放置することがしょっちゅうでした。鋭い痛みとは違うのですが、どっしり疲れを感じて、つらかったです。それに、むくんでいるときは朝よりも明らかに脚が太くなっています。お風呂のとき鏡を見ると、自分の足のブサイクっぷりに気持ちも滅入りました。
解消法:マッサージ+ツボ押し
まず、時間が少しも取れないときは、足を高くして寝るようにしました。これが一番お手軽な対策でした。お布団の中で仰向けになったら、両足の下にクッションを置いて寝るのです。
↑こんな感じ
これだけで、その瞬間から足が軽くなる感じがしました。翌朝にはクッションはどこかに転がってしまっていますが(笑)、足はちゃんとスッキリしていました。
そして、時間があるとき、または「疲れすぎてもう立っていられない。ちょっと休もう」というときには、自分で足をマッサージしました。
「むくみにはリンパの流れを良くするといい」とも聞いたので、足先から脚の付け根(そけい部)に向かってのマッサージもよくやりました。リンパ液を流すつもりで、手のひらで強めにギューっと肌を押しながらなでる感じです。部分的に痛みを感じることもあるのですが、イタ気持ちよくてクセになります(笑)
また、もともと足ツボが好きで、妊娠前も足が疲れるとよくツボ押しをやっていました。足の裏やふくらはぎの「気持ちいい~♪」と思う場所を指圧しました。指に体重を乗せるようにやると、ラクに圧をかけられるのでオススメです。
効果:翌朝おしっこが大量に出る
こんな感じで、寝る前に足ツボやリンパマッサージをすると、翌朝おしっこがたくさん出ました。「老廃物が出て行った感」がすごくありました。そしてキチンと水分補給をして、またマッサージをすると、「循環が良くなっているな」と思えて良かったです。
難点は、大きなお腹が邪魔でうまく前にかがめないことです。なので、マッサージも臨月はなかなか苦しかったです。代替策として、寝ながら片足のふくらはぎをもう一方の膝に押し付けて、指圧代わりにしました。
足ツボの代わりには、100円ショップの青竹を買って踏んだりしました。
でも、これだけでも意外に効いて、ラクになりましたよ。
象の足状態が嘘のようにスッキリしたむくみ解消アイテム
こじかママ(1985年生まれ/子供3人/元看護師)です。私は妊娠7ヶ月から妊娠9ヶ月まで、膝から下の足がむくみました。
立ち仕事をしていたので、どうしても夕方になると象のように足がパンパンにむくんでしまいました。足が重くて、動くのがしんどかったです。家に帰って靴下を脱ぐと、「うそでしょ!?」と驚くほど靴下の跡があって、「まるでボンレンスハムだな」と笑ってしまいました。
そして、むくみのせいか、血行が悪くて、冷えがすごかったです。足の指先はキンキンに冷えてしまって、つらかったです。寒い冬になってくるとより一層冷えがすごくて、寝つきも悪かったです。
解消法:弾性ストッキング
まず、ゆっくりお風呂につかって、足をマッサージしました。そして、寝るときは足の位置が高くなるように、足枕を入れて寝ました。これである程度改善されました。でも、日中になるとむくんできてしまいます。
そんなとき、整形外科の装具屋さんとむくみの話していたら、「弾性ストッキングの試供品があるから、使ってみなよ」と言われて使ってみました。本来は静脈血栓の予防で、下肢の血行を良くするためのものです。
もらって着けてみると、嘘のように足がスッキリしていました。履くのは大変でしたが、締め付け感がいい感じで、それからというもの私の愛用品です。