結局、マタニティマークってつけるべき?やめておくべき?
やめるべき:悪意のある人と遭遇したら大変な目に遭う
マタニティマークをつけるメリットもあるのかもしれません。でも、私はデメリットのリスクが大きいと感じたので、つけないほうがいいと思います。
私のように嫌な思いを必ずするとは限りませんが、ただでさえ妊娠中で色々なことに敏感な時期。それがストレスになってしまうのなら、つけるべきではないと思いました。
今の世の中、善意の人ばかりではありません。むしろ、悪意のある人が増えてしまってる印象さえ受けることが多いです。ネットには「階段から突き落とされた」なんて怖い記事もあります。
そんな悪意のある人に万が一あたってしまって、赤ちゃんが残念なことになったら・・・と考えたら恐ろしいですよね。なので、やっぱり私はつけないことをおすすめします。
やめるべき:母子手帳ケースを持ち歩いたほうが効果あり
マタニティーマークをつけたことによって、「妊婦さんが危険な目にあった」という話をネットで見たことがあります。
妊娠を希望していても赤ちゃんができない人にとっては、特につらいマークかもしれないですね。それから、電車やバスなどの公共機関では「席を譲ってほしい」と、無言の圧力を感じている人もいるかもしれません。
私はマタニティーマークをつけなかったことで、不自由なことは特にありませんでした。マークをつけることによって暴言を吐かれたり、妬みによって危険な行為をされるのであれば、マークをつけない選択をしたほうがいいと思います。
「何かあったときのために!」と思うかもしれませんが、出かけるときには必ず母子手帳を持ち歩くことで、何かあったときはマタニティーマークより対応ができます。
そして、妊娠初期は無理をしない環境を選ぶことも大切です。お腹の目立たない時期だからこそ、自分を守る行動を心がけてみてくださいね。赤ちゃんを守れるのは自分だけですよ!
やめるべき:デメリットがあるし、必要性を感じなかった
マタニティマークをつけることは、やめたほうがいいのではと思います。マタニティマークを見えるようにつけていなくても困ることはなかったので、あまり必要性を感じないからです。
また、最近マタニティマークをつけた妊婦さんへの嫌がらせや、悪いニュースを目にすることがあります。表立った行動をとらなくても、マタニティマークをつけている人をあまりいい目で見ていない人もいると思います。
例えば、電車で体調が悪くて座っているのに、目の前にマタニティマークをつけた妊婦さんが立っていた場合です。席を譲らざるを得ない状況になってしまい、妊婦さん優先に行動することに不満を感じてしまうと思います。
もちろん、妊婦さんだとわかって「がんばってね」と優しい言葉をかけてくれる人のほうが多いはずです。ですが、デメリットもある以上、やめておいたほうがいいのかなと思います。
どうしてもつけたい人は、つわりや体調が安定しない妊娠初期の間だけ、電車やバスに乗る時だけ、といったように時期や場所を考えてつけるといいかもしれません。
付けない:付ける側と見る側の意図にズレがあるから
妊婦時代、マタニティマークをほとんどスルーしてしまった私ですが、正直、いま妊婦だったらつけないです。マークが世の中に浸透したせいか、「つける人の意図」と「見る人の意図」にずいぶんズレがあるからです。それでトラブルにつながるんだろうと思います。
私は、もうマタニティマークを「見る人」ですが、「すいている場所→効果あり」「混んでいる場所→逆効果」と考えています。
たとえば、殺気立っている通勤ラッシュの時間帯、「妊婦なんです」とアピールしても、それはちょっと無理があります。私も都内通勤の経験がありますが、親切を期待できる状況じゃないです。
ギュウギュウ詰めの車内でそんな妊婦さんを見たら、私でも「なぜこの時間に乗るのかな、危険だよ・・・」と思うでしょう。自分と赤ちゃんのために、もっと安全な時間を選んでもらいたいです。(お仕事の都合をつけることを、ぜひがんばってください!)
一方で、以前2歳の上の子を連れて平日昼間の電車に乗ったときは、周りの人がすごく親切にしてくれました。ベビーカーの乗せ降ろしを手伝ってくれたり、席をあけてくれたのです。なので、環境が悪くなければ、マークの有無にかかわらず、親切な人と出会えることは多々あります。
マークをつける本来の目的は、「とにかく赤ちゃんを守りたい!」ですよね。妊娠アピールすることでその目的が果たせるかどうか、TPOを元に判断してみると良いと思います。
つけるべき:妊娠していることが一目瞭然
私はマークをつけていて、つらい思いをしたことよりも、マークが普及してくれたお陰で優しくしてもらえたことが増えました。
看護師・母親の立場としても、ぜひつけて欲しいです。本当につらいときや体調が悪くなったときに、自分では妊娠中だと説明できないかもしれません。マークをつけていれば、一目でわかります。
それに、私が妊婦さんを気にしたことがなかった看護学生や独身の時に、マタニティマークを見ていたら、「なんでわざわざつけているんだろう?」と考えるきっかけになったはずです。
おなかで命を育てるということはすごいことですし、大変なことです!堂々とつけて、みんなに妊婦さんについて考えてもらいましょう!
つけるべき:後ろから見ると妊婦だとわからないから
私はマタニティマークを付けていたことで、イヤな思いをしたことはありませんでした。
お腹が大きくなってきた8ケ月のころには歩くのが遅くなり、階段もゆっくりでした。こういう状況では、どなたが見ても妊婦さんなのですが、後ろから見ると普通の人に見えるかもしれません。なので、マタニティマークはお腹が大きくなってからつけるのも手だと思います。
つけるべき:急に倒れたときにすぐに妊婦だと気づいてもらえる
とりあえずつけておくべきだと思います。マタニティマークを知らない人もいるし、気付かない人もいるので、つけていても気づいてくれると思わないでください。
また、私も少しそういうところがありましたが、「妊婦なんだからなんでも許される」「なんでもやってもらえる」「優先されるべき」だと思わないことです。いつもでも誰に対しても謙虚な気持ちを持つということが大切です。
私は、どうして誰にも気づかれないのにマタニティマークをつけ続けていたのかというと、外で自分が急に倒れてしまったとき「お腹に赤ちゃんがいること」に気づいてもらうためです。
さすがに倒れたら注目されるので、マークに気づいてもらえるかなという考えからです。だから、とりあえずつけておいてください。
つけるべき:具合が悪いときだけでも有効
妊娠初期でつわりや貧血症状が辛いときなら、マタニティマークをつけたほうが良いと思います。席を譲ったり、配慮してくれる人もいるかもれませんので。
実際、マタニティマークをつけなくても、若い男性や中年の女性は席を譲ってくれることが多かったです(妊娠後期のお腹が大きくなった時期や、子供を抱っこしていたとき)。なので、私もマタニティーマークをつけたとしたら、なるべくそのような人の前に立つと思います。
また、体調が良くないけれども、どうしても地下鉄やバスに乗らなければならないこともあると思います。万が一、具合が悪くなったり、倒れたりしたときに、周りの人たちがひと目で「妊婦さんだ!」とわかってくれるというメリットもあります。
なので、具合が優れない時だけつけてみるというのも良いと思いますよ。
つけるべき:周りに妊娠を知らせるアイテムとして必要
私はつけるべきだと思います。マタニティマークは「私は妊婦だから優遇して」という意味でとらえる人もいますが、私は「お腹に赤ちゃんがいます」という意味でとらえています。
例えば、万が一事故にあったときにマタニティマークをつけているかつけていないかで、対応や優先順位が変わってしまい、大事な赤ちゃんを守れないことが考えられます。
それに、つわりや突発的に体調を崩したときに、周りの協力も必要だと思うからです。そのためには妊娠初期段階から自分自身が周りに知らせるアイテムとして、マタニティマークは必要だと思います。
つけるべき:ただし、感謝の気持ちを忘れずに謙虚でいること
私の場合は、中傷されたり嫌がらせをされたりということがなかったので、つけることをおすすめしたいです。
ですが、ネットや噂などで、マタニティハラスメントを受けたというニュースはよく耳にしますね。恐いです。妊婦が特別に優遇されることを良しとしない人も多くいるということなのでしょうか?
そのような被害を増やさないよう、妊婦さん側も譲ってもらうことを当たり前のように思わず、「助けてくれた人たちに感謝して、謙虚でいることが大切!」なのかなと思います。
以上、マタニティマークをつけると嫌がらせを受けるって本当?元妊婦の体験談でした!
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