食べる量を減らさず、マタニティヨガもやりたくない私
一人目の妊娠の時に一番体重が増えてしまいました。長男の出産が1月19日で、里帰りしたのが12月の初めごろ。クリスマスに、年末と正月のお祝いが重なって、ほぼ毎日豪華なご飯を食べていました。
初産で産休ギリギリまで仕事をして夜勤もこなしていたので、家族に「頑張ったんだからゆっくりしてね。」と大事にされて、ほとんど動かずに、食べて寝てを繰り返していました。太るわけです。
「現役看護師なのに体重管理出来ていないなんて!」って思われたくないがために、職業欄に主婦と書きました(笑)
妊娠後期には太り過ぎて、先生の「痩せなさい」の一言で異例の栄養指導がありました。「ご飯を減らしてもやしを食べる」「ジャガイモは炭水化物だから食べない」「マタニティヨガを調べてみて」など言われましたが、ご飯がおいしくて減らせず、面倒な運動も始めませんでした。
その結果、長男は息をしないで産まれてきてしまって、担当医からは、「一年で一回あるかないかほどの難産でした。」と言われてしまいました。
ニ人目三人目は「あんな大変な思いしたくない!」という決意のもと、人任せな行動は取らないようにしました。ただ、食べたい欲求にはかないませんし、新しく運動を始めるのもイヤでした。
なので、里帰り出産のために実家へ帰っても、積極的に家事をこなしたり、子どもと散歩をしたり、ご飯はしっかり食べて、妊娠前と同じ生活リズムで過ごすように心掛けました。そうすることで、10kg体重が増えただけで安産で出産できました。
チョコの食べ過ぎで妊娠高血圧症候群になってしまい・・・
1人目のとき、妊娠末期には体重が15キロ増えたことで、妊娠高血圧症候群になりました。なんせ毎日のようにチョコレート食べてましたから(笑)
足は象のようにくびれが無い状態で歩くのに一苦労、むくみがひどく正座ができない、寝ている状態から起き上がれないなど、生活にいろいろと支障がでました。
助産師には「次の検診で体重増えてたら即入院だよ」と言われ、その日から真面目に生活を改善しました(もっと前からしろって感じですが)。
まず、食事は塩分をできるだけ摂らないように、蒸し料理や野菜スープを中心にして、味付けは無し。素材そのままをよく噛んで味わうなど、できるだけ塩分を摂らないようにしました(かなりきつかったです)。
また、当時は立ち仕事をしていたので、できるだけ足がむくまないように、上司に言って座る時間を長くしたり、休憩中は医務室へ行って横にさせてもらいました。
その他にも、今までシャワーだけだったのをしっかり湯船につかるようにしたり、休みの日は軽くウォーキングしたり、とにかく「いかにも健康的な生活」を心がけました。
すると、次の検診時には体重は増えずに、尿淡白やむくみも減りました。生活改善したおかげで体も少し楽になったような気がします。でも、1人目は2週間早く産まれたので、「妊娠高血圧症候群が原因だったのかな」と思います。
体重がどんどん増えて、尿たんぱくや尿糖も出てしまった
女性の一日に必要な摂取エネルギーは、妊娠前は1700~1750kcal、妊娠初期は1750~1800kcal、妊娠中期は1950~2000kcal、妊娠後期は2200~2250kcalです。
そのため、平均で1日1700kcalになるようにしていましたが、私の場合は妊娠後期でも1日1500kcal程度で過ごしていました。なぜ、教科書通りにはいかなかったのかお話しします。
妊娠中は便秘をしたり、塩分を摂りすぎたりすると体重が一気に1kgも増えてしまう日もあって(汗)、調整がとても大変でした。
妊婦の身体はむくみやすいので、できるだけ漬け物や汁物を夕食で摂らないようにしていました。毎食、主食(ご飯、パン、めん)、おかず(豆腐、卵、魚、肉)、お野菜が揃うようにして、バランスも心がけていました。
それでも、妊娠17週過ぎたころから体重が一気に増えて、妊娠前から4.9kgも増えてしまったのです。妊娠20週の検診のときの赤ちゃんの体重はまだ380gでしたので、とても焦りました。
そこで、夕食の炭水化物(ご飯)を今までの半分に減らして、夕食前に30分以上歩くようにしました。そのおかげで妊娠28週目くらいまでは妊娠前から+5.5kgくらいでキープできました。
けれど、妊娠28週目の検診で「尿たんぱく」と「尿糖」が出てしまいました。
特に尿糖が+2でしたので、看護師さんから「甘い物食べていない?ちょっとした糖質でも尿糖に出るから、妊娠糖尿病と間違えてしまうので、検診のときの朝は甘いものを食べてこないでね」と言われました。
実は、私は空腹時血糖値が基準値ギリギリでしたので、「50g糖負荷検査」を受けていました。この検査にひっかかると、本検査の「75g糖負荷検査」を受ける必要がありました。
ですが、50g糖負荷検査をクリアしたので、「妊娠糖尿病」の診断は下されませんでした。それなのに、妊娠後期は甘い物を少し食べただけで尿糖が出るようになってしまったのです。妊娠中は腎臓に負担がかかってしまっていたようです。
対策として、朝食の炭水化物を半分にカットしたのですが、次の妊娠30週の検診でも、茶碗に1/2量のご飯だけでも尿糖が出てしまいました。そこで、ご飯(お米)は出産するまで食べないようにしました。
主食をローソンで購入した「低糖質パン」や少量の麺類に、間食はチーズやナッツ、ヨーグルト、低糖質アイスに変えました。低糖質食に変えてから尿糖は出なくなりました。
妊娠36週目に入ってからは、いつ産まれても良い状態でしたので、毎日1時間以上歩きました。また、妊娠当初から便秘ぎみでしたので、検診前日に便秘薬を飲んで、出してから検診に行きました。苦肉の策ですね(笑)
最終的には、体重増加は9kgで範囲内でしたが、妊娠後期では気を付けても気を付けても体重は増えていくので、恐ろしいくらいでした。
1人目の妊娠時に体重のコントロールをしなかったワケ
つわりが長く続いて、空腹になると気持ち悪くなるので、常に「何か食べられるもの」と考えながらの日常を送っていました。(参考:妊娠初期のつわり対策~症状を軽減するテクニック)
その結果、妊娠後期には1週間に1㎏という体重の増加に悩みながら、自分でも止められない食欲は凄かったです。頭の中は、いつも何かを食べたくて、特に味付けの濃いお好み焼き、たこ焼きの粉もんは当時大好物でした。
急激な体重増加によってお腹の妊娠線はたくさん出てしまいました。(参考:妊娠線の予防方法~どんなオイルやクリームをいつから塗り始めればいいの?)
食べられるものを食べ続けていたので、貧血にもなってしまいました。立ち上がるたびにフラフラとしていたので、家で寝ていることも多かったです。
でも、当時は若かったこともあって、初めての妊娠はつわりに気持ちが集中し過ぎて、体重のコントロールをするまでには至りませんでした。
食事も何度か、味付けの薄い食事や野菜のスープを作りましたが、物足りなくてたくさんおかわりをして、逆に量が増えてしまったという始末です。
また、家族も初めての初孫誕生に喜んでいたので、「2人分食べなさい」と昔ながらの声掛けに上手く断ることもできず、無理してお腹いっぱいに食事をとることもありました。
一方、2人目3人目は仕事や子供のことに追われている毎日だったので、昼間寝ている時間もなく常に動いていました。そんなこともあって、体重増加は10㎏で抑えることができました。
体重管理をしないとどうなるのか。私の体験談
私も体重管理はしませんでした。妊娠初期から修士論文の執筆が始まり、臨月に入るまでずっと座ってパソコンを打つか、寝るかしかしていませんでした。
学校やアルバイトに通っていましたが、歩行距離もさほど歩いていませんでした。その上、妊娠後期になると「論文を書き上げなければならないから、早く生まれてきて欲しくない」という思いがあり、運動を避けていたくらいでした。
私は、楽観的な性格のため、状況を軽くみる癖があります。体重が増えすぎることのリスクは知っていても、自分のことになると「大丈夫だ」と思ってしまっていました。
妊娠初期は、ほとんど体重は増えず、妊娠中期までは6~7㎏の増加だったので、臨月になっても「(医師から言われていた)12kg以内には収まるだろう」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、妊娠後期になると赤ちゃんが一気に育って、身体にも脂肪がみるみる付き始めました。体重が増えすぎたせいか、臨月の手足のむくみが酷く、産後もかなりむくみました。
出産時も娘は小さかったにも関わらず、なかなか頭が出てこなくて苦労しました。「体重の増えすぎで産道が狭くなっていたのかな」と思いました。
太りすぎてしまい、完全母乳にも関わらず、産後の体重の戻りも遅かったです。産後1年過ぎた今になってようやく産前の体重に戻りました。
正統派のカロリーコントロールをざっくり
私は食べれば太る妊婦だったので、体重管理は必要でした。やっていたのは、正統派のカロリーコントロールです。と言っても、計算自体は超ザックリです。
私の場合、1番のねらいは「危機感を持つこと」です。カロリーを計算すると、食べすぎがすぐに目に見えるので、けっこうブレーキ効果がありました。
妊娠中、1食の目安は700kcalくらいとしました。もし、間食に300kcalのシュークリームを食べたら、次の食事は400kcalしか摂れないわけです。400は「ご飯1膳と目玉焼きだけ」というレベルのカロリーです。なので「やっちゃった感」がすごく残ります。
オヤツは大好きなので、制限するのはつらかったです。でも逆に、間食をコントロールできた日は、目標内に収めることができます。「生クリーム系は週に1度」と頻度で調整したり、菓子パンを昼ご飯の代わりにしたり、ストレスをためないよう工夫しました。
「どうしても何か食べたい」ときにお世話になったのは、カットした焼き海苔です。超低カロリーのオヤツとして、チップス代わりにしていました。
・・・と、色々がんばった風に言ってますが、実は大してガマンできてないです。なので結果も出てません(笑)30週でもう7kg増えてしまいました。Max10kg増で抑えたいところ、最終的にいつも12kgまで増えてしまいます。
妊娠後期、特に臨月では「そろそろ生まれるし、もういいだろう」と、危機感は薄まりまくりでした。ダイエットも続かないタイプなので、これでも自分ではよく耐えたと思います。
妊娠前期から体重を意識するのが効果大
1人目のときは同居していた義父母が、栄養を心配してたくさん食べ物を買ってきてくれたので、それを言われるままに食べ続けていたら、あっという間に体重オーバーしてしまいました。
妊娠後期になってカロリーを気にし始めたのですが、妊娠後期はむくみもひどく、あまり体重増加は抑えられませんでした。妊娠後期のほうが前期より体重が増えやすいので、妊娠前期にできるだけ体重を増やさないようにするのがコツだと思います。
2人目、3人目のときは1人目の失敗を踏まえて、最初から常に体重を気にしていました。野菜を多く食べたり、青汁やクロレラなどのサプリメントを飲んでいたせいか体重はあまり増えず、妊娠9ヵ月のころでさえ、5㎏しか増えませんでした。
ですが、最後の1ヵ月、「ここまできたらもう大丈夫だろう」と気を抜いて好きなものを食べていたら、1ヵ月でさらに5㎏も増えてしまいました(笑)
体重よりも気を遣ったのが塩分・刺激物
私はあまり増えない体質だったので、減らないようにちょこちょこ食べることが多かったです。元々栄養バランスにこだわっていたので、食事内容は妊娠前とほぼ同じでした。
ただ、食事の量を減らして回数を増やしたり、いつも以上にゆっくり食べたりと、食べ方に注意していました。飲み物も元々お茶ばかりだったのを、体重減少しないようにミルクティーやカフェオレなど糖分が入っているものにしていました。
体重よりも気を使ったのが「塩分刺激物制限」でした。濃い味好みの私にはこれが一番つらかった・・・。「健康でいるのってほんと大変」と妊娠するたびに思い知らされましたw
6人目で初めて増加注意をされたときは「やっぱり若いときとは違うな~。ちょっと気にかけないとだめだな」と思いました。そりゃ、上の子たちの残飯処理といいつつ、食べまくっていたので増えて当たり前なのですが・・・。
このときは、いつもと逆に糖分なしの飲み物にしたり、間食を低カロリーな干し梅や、乾燥ゆずにしたりするだけで、次の健診では大丈夫で「あ~よかったぁ」と、とてもホッとしました。
外食をやめたけど、あまり意味はなかった
妊娠初期に注意を受けたので、「食生活をどうにかしないと!」という気持ちになり、「妊娠中の食事」という本を購入しました。その本から1週間分のメニューを考えて、外食をやめて家で食事をしました。
外食が唯一の楽しみで、今までBMIは普通でダイエットなんて考えたこともなかったから、食事管理はとてもつらいことでした。それでも体重は増えていたので、保健師をしている友人に相談しました。
「普通のだしは塩分が多いから自分でだしをとるのもいいけど、減塩のだしも売ってるよ~。あと、みそも減塩のやつ結構あるからそれだけでも、かなり1日の塩分量減るかも!」と言われ、すぐに購入して毎日の食事に使用しました。
そういう生活も妊娠中期までは我慢できましたが、後期は無理でした(笑)なので、後期は「もう2人で自由に外食できることなくなるかもしれないから、好きなもの食べに行こう~」と思って、週末は外食をしていました。
家で食事をするときは、買った本はたまに使って、塩分だけは毎日気を付けていました。そんな生活でしたが、初期のように体重が増えることはありませんでした。
「こんな生活でも体重そんな増えないのか。だったら、そんな頑張らなきゃよかった」と思いました。先生にも初期以来注意は受けませんでした。
食事以外では、旦那と夜にほぼ毎日往復1時間くらいかけて喫茶店まで歩いてお茶をしたり、休みの日は大きな公園へ行って疲れるまでゆっくり散歩をしました。
旦那との散歩はとても楽しかったです。話しながらだったので、苦痛には感じませんでした。冬は歩いて体が温まるまでは寒くて嫌でしたが・・・。
あと、私の仕事がお休みのときは家の掃除をよくしていました。掃除が好きなので、できるときにできるところだけやって、毎回旦那に「ここやったよ~綺麗になったでしょ?」と報告していました。
母子手帳に「塩分制限、体重注意」のハンコを押された
妊娠8ヶ月で体重が6kg増えていて、「このままのペースでがんばってね」と先生から言われていました。
その言葉で少し気が緩んでしまって、それまでは野菜や肉を中心とした食生活だったのに、大好きなパスタや丼ものなど、炭水化物中心とした食事になってしまいました。
すると、体重はみるみる増えてしまって、2週間で1~2kg、1ヶ月で3kgのペースで増えていました。私の担当の先生は体重に関して甘い先生だったようですが、さすがに「このままだと出産のとき大変だから、体重は増やさないでね」と言われてしまいました。
母子手帳に「塩分制限、体重注意」と赤インクでハンコを押されたとき、「これはヤバいな」と自覚しました。
食事は、妊娠後期になると便秘がちになってきたのもあって、野菜中心へ切り替えて、夜は炭水化物を極力控えました。買い物には毎日行くようにして、その日にいるものだけを買うようにすると、荷物も重たくならず負担にならなかったです。
雨の日と体調の悪い日以外は買い物を続けて、少しでも動くことを心がけました。夏のあまりにも暑い日は、夜に主人に付き合ってもらって一緒に買い物に出かけました。
自分なりにできることはしましたが、妊娠9ヶ月の臨月でさらに7kg増加して、13kgの増加となってしまいました。むくみもかなりひどかったので、その分もあるかとは思います。
産後は里帰りもせず、自宅に帰ってからの忙しさと母乳のおかげで、1ヶ月で元の体重に戻りました。ですが、あのまま先生に何も言われなければ、どんどん太っていて体重を元に戻すのに苦労したはずです。
そう考えると。少しでも努力したことは無駄にはならなかったと感じています。