「便秘で苦しいけど、便秘薬に頼ると赤ちゃんに影響しそうで飲みたくない」
「きばると赤ちゃんが出てきそうで、お腹に力を入れるのが怖い」
「便秘でおなかが張ってつらい。便秘を改善する方法を知りたい」
そんな妊婦さんのために、妊娠中のトイレでのいきみ方から、おすすめグッズ、食べ物まで実体験ベースで便秘解消のコツを紹介していきます。
いきむと赤ちゃんが生まれそうで怖い人向けの対策を発見
ヨカっち(1976年生まれ/子供4人/自宅出産)です。私は妊娠後期に便秘になりました。2日間出なくて気になり始めて、最大で4日続きました。
便秘中は、便が硬くなるのが一番イヤでした。出すときにいきまなければいけなくなるので、「子宮口に力がいくと怖い」という思いがありました。頭では、そんなに簡単に産まれないと知っているのですが、怖かったです。
特に、経産婦になってからのほうが、いきみの方向がお尻よりも前になりやすくて、便を出すのが難しかったです。お腹が張る感じも不快でした。食欲はあるので、つい食べてしまうのですが、さらに腸が詰まってくる感じがして困りました。
私は、妊娠前は便秘しない体質だったので、「お腹の膨満感」と「出すときのつらさ」が初めてわかりました。ただでさえ赤ちゃんでお腹がパンパンですから、つらいです。「市販薬は怖いし」と言っても医者に行くほどではなかったので、自分で内外から排便をうながすことにしました。
解消法:子宮口を押さえながらいきんでみる
便秘の解消法として、水分を多めに摂って、体を動かすことを心がけました。私の「体を動かす」とは、せいぜいウォーキングですが(笑)
便秘薬は馴染みがなくて、普段は1日1回の快便派なので、効きすぎて下痢するのが怖くて使いませんでした。出すときのいきみ問題に関しては、トイレットペーパーを当てて子宮口を押さえると、便が出しやすかったです。
結果的には、水分摂取や運動の効果は微妙でした。ただ、やらないよりは役には立ったのかもしれません。普段通り生活している中でフッとリラックスしたとき、急に便意が来ることがあったからです。即効性では、コーヒーや牛乳を飲んだ直後に便意が来ることが多かったです。
あと、「少しでも押し出せないか」と、トイレで大腸に沿ってお腹をマッサージしたりもしました。やるだけで何となくお腹がラクになりました。腹痛や吐き気を起こすほどの便秘ではなかったので、こんな感じで自然に出るのを待って乗り切りました。
ちなみに、便秘改善の努力自体が心身のストレス解消にもなりました。なので、ぜひ「コレは効くかも!」というご自分なりの便秘解消法を探してみてください。「気づいたら乗り切っていた」と思える日が、きっと来ますよ。
ビオフェルミンやヨーグルトよりも効果があったアイテムとは?
すずこママ(1980年生まれ/子供2人/元看護師&保健師)です。私は妊娠初期から便秘になりました。最大3日くらい続きました。私は元々便秘体質ではなくて、1人目、2人目を妊娠中も便秘に悩まされたことはありませんでした。
現在3人目の妊娠で初めて悩まされていますが、食生活も特に変えていないし、便秘になりそうな食べ物ばかり食べているわけではないんです。なので、どうしてこんなにひどい便秘になってしまったのか本当に悩みました。
出そうなのに硬くて出てこないのが一番辛かったです。何とか出た時もお尻が切れて痛みが続いたので、「また次に出そうになった時に痛い思いをしなくてはならないのか・・・」と憂鬱な日々でした。他には、胃が苦しいような不快感があったのと、お腹が空いているのに食欲が湧かないことにも悩まされました。
妊婦検診の時、便秘について看護師に相談したことがあります。下剤を処方するか提案されましたが、自分の経験上、下剤は癖になってしまうことがよくわかっていたので遠慮しました。
解消法:ドテラの「レモン精油」で改善に成功
乳酸菌飲料や市販のビオフェルミンを飲んだり、ヨーグルトを食べたりしましたが、即効性はありませんでした。すぐに効果があったのはこんにゃくゼリーです。1袋を2~3日で食べると出やすくなりましたが、続けにくいのが欠点です。もっと継続しやすいものはないかと探していたところ、妊婦友達にdoterra(ドテラ)社のレモン精油をおすすめされました。
飲用できる精油なので、毎朝ホットはちみつレモンにして飲んでいますが、1週間程度でお通じも1日1回に改善したのは驚きでした。レモン精油は腸内をクレンジングしてくれる作用があり、飲用できるほど高品質なものなので、妊婦でも安心して使えるのが嬉しいです。
看護師という経験上からもいろいろな下剤依存体質の人と関わってきたので、やっぱり下剤は使いたくありません。自然に出す力を損なわずに、身体に負担がかからない方法として、私は「レモン精油」が救世主でした。ぜひ、一度試してみてください。
長年、便秘体質の私が3人目の出産を終えたら奇跡が・・・
マヤ(1979年生まれ/子供3人/看護師)です。私はもともと便秘気味なので、妊娠初期から便秘気味でした。最大4日間は出なかったことがあります。
便秘中は、常にお腹からお尻周辺にかけて重たい感じがしました。便意を感じてトイレに駆け込んでもスッキリしないこともしょっちゅうあります。最終的には食欲までも失せます(笑)妊娠前からそんな身体に慣れてしまっていたので、それほど悩んではいませんでした。
子どもを3人産むと、便秘体質が解消する?
対策としては、なるべく水分を多めに取ったり、白米から玄米に変えてみたり、野菜や果物もたくさん食べました。あまり運動をすることもなかったので、食事で何とかしようとしていました。
日数が経つと自然に出ていたのですが、便が固いので切れ痔になってしまったことがありました。座ってばかりの生活は血流が悪くなるので、何時間も座ることを避けて、とにかくお尻は清潔にしていました。薬は極力使いたくなかったので、医師に相談をすることもありませんでした。
実は、便秘体質で諦めていたのですが、3人目を出産したら便秘が治るというありがたい体質に変わりました!「お腹が毎日スッキリするってこんなにも気持ちがいいものなんだ」と便秘に解消された日々が何とも素晴らしいこと(笑)
ですが、かたくなに薬を拒み、運動もせず、自己流で何とかしていたことを思い出すと、「もっと早くに相談しておけばよかったかも」と後悔もあります。「こんなこと言ったら変に思われるかな?」「あまり汚い話はしたくない」と思いがちですが、自分の悩みは誰もが悩んでいる悩みでもあります。
「今日も出なかった・・・」と悩むより、「今日は先生に相談して、気分もスッキリ!」の日にしていったほうがより妊娠生活を楽しめますよ!