おいしさも栄養も考慮!妊娠中の手作りスイーツ・おやつレシピならコレ!

「妊娠中でもお菓子やスイーツが食べたい」「加工品だと糖分やカロリーが気になるから、手作りおやつにしたい」そんな妊婦さんにおすすめの手作りおやつ・スイーツレシピを3つご紹介です。

今回は、妊娠中でも簡単に作れる手作りお菓子のレシピです。作業工程も少ないので、出産して子育てに追われている時でも作ることができます。(レシピ作成:みづき@管理栄養士

レシピ1:ごはんのおかずにも。さつまいものレモン煮

さつまいものレモン煮
みづき@子供1人&管理栄養士

食物繊維を手軽にとれるレシピです。ごはんのおかずの1品としても使うことができます。

さつまいもは食物繊維はもちろん、ビタミンCやカリウムを含んでいます。妊娠期はスッキリしにくいので、食物繊維を積極的にとることがおすすめです。

また、ビタミンCの含有量はイモ類の中でも一番多いです。イモ類のビタミンCは、火を通しても働きが失われにくいので、効率よくビタミンCを取ることができます。

ですが、いも類は糖質が高く、カロリー過多になりやすいので、食べすぎには注意が必要です。

材料(2人分)

さつまいも……3㎝(100g)
水……150ml
はちみつ……大さじ1
みりん……小さじ1
レモン……2枚

作り方

  1. さつまいもは輪切りにして、あくを取るために水につける。レモンは輪切りにする。
  2. 鍋に分量の水を入れ、1のさつまいもを入れ、火にかける。
  3. 豆腐は1/4程度にカットし、軽く水気を切る。
  4. 火が通ったら、みりん、はちみつを入れ、5分程度煮る。
  5. 一度火を止め、レモンの輪切りを入れ一煮立ちし、器に盛り付ける。

作り方のコツ・ポイント

みづき@子供1人&管理栄養士

レモンを入れてから煮込みすぎると苦みが出るので、注意が必要です。

レシピ2:生クリーム不使用!ヨーグルトのババロア風

ヨーグルトのババロア風
みづき@子供1人&管理栄養士

さっぱりとした手作りスイーツで、妊娠中でも楽しむことができます。80キロカロリー以下の低カロリースイーツです。

牛乳には、カルシウム、たんぱく質、ビタミンB2、ビタミンB12などの栄養がバランスよく含まれています。

カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素ですが、牛乳に含まれるカルシウムは、乳糖とカゼインホスホペプチドが吸収を助けてくれるので、吸収率が高いのが特徴です。妊娠・出産により、大量のカルシウムが消費されるので、妊娠中は定期的にとることがおすすめです。

ですが、牛乳には動物性の脂肪も含まれていて、飲みすぎるとカロリーや脂肪分の過剰摂取につながります。1日コップ1杯程度、200mlを目安に飲むようにするとよいです。

材料(2人分)

プレーンヨーグルト……100g
牛乳……20g
コンデンスミルク……大さじ1
ゼラチン……3g
水……小さじ2
バニラエッセンス……少々
お好みのフルーツ(今回はブドウを使用)
ブドウ……1粒
ミントやバジルなどの葉……1枚

作り方

  1. ゼラチンは水でふやかす。鍋に牛乳を入れ、弱火で温め、ふやかしたゼラチンを入れてかき混ぜる。
  2. ボールに分量のヨーグルトとコンデンスミルクを入れ、よく攪拌させる。(ミキサーがある場合はミキサーを使って攪拌させる。)
  3. 2に1の牛乳を少しずつ混ぜ、器に流しいれる。冷蔵庫でよく冷やす。
  4. お好みのフルーツと葉を飾り付ける。

作り方のコツ・ポイント

みづき@子供1人&管理栄養士

上に飾り付ける果物はなんでもよいですが、缶詰はカロリーが高いので、生の果物がおすすめです。

上に飾るだけでなく、中に入れて一緒に固めてもおいしく作ることができます。そのときは、ヨーグルトや牛乳の量を調節してください。果物によっては固まりにくいものもあります。

今回はなめらかな食感にするために、ゼラチンを少なめにしてあります。お好みでゼラチンの量を増やしてください。

レシピ3:ザクザク食べられる!セサミンスティッククッキー

セサミンスティッククッキー
みづき@子供1人&管理栄養士

全粒粉を使って食物繊維たっぷりのクッキーです。甘さ控えめで、妊娠期だけでなく、子供のおやつにもおすすめです。

小麦粉が小麦の胚乳部分のみを粉にしているのに対し、全粒粉は小麦の胚芽、胚乳、表皮、すべてを粉にしたものです。小麦粉に比べて、食物繊維やビタミンB6、ビタミンE等ほとんどの栄養素が多く含まれています。

体重の増加は気になるけれど、甘いものが食べたいときにおすすめです。ですが、小麦粉と同様、炭水化物には変わりないので、食べすぎには注意が必要です。ザクザクとした食感が特徴で、少量で満腹感を得ることができます。

ごまには食物繊維、たんぱく質、鉄分などが含まれています。ごまの約20%はたんぱく質です。あぶら分の多いお肉や揚げ物を少し減らして、ごまを薬味として少し使うと、ごまの香りで減塩にもつながりますし、効率的にたんぱく質を摂取することができます。

材料(2人分)

全粒粉……50g
片栗粉……10g
黒ゴマ……10g
砂糖……5g
バター(有塩でも無塩でも可)……15g
牛乳……大さじ1

作り方

  1. 材料をビニール袋に入れ、塊になるまでもむ。オーブンを190℃に予熱しておく。
  2. 1の生地を薄く延ばし冷蔵庫で5分ほど冷やす。
  3. 2の生地を袋から出し、食べやすい大きさに包丁で切る。天板に並べる。
  4. 190℃に予熱しておいたオーブンで10分焼き、器に盛り付ける。

作り方のコツ・ポイント

みづき@子供1人&管理栄養士

全粒粉が苦手な人は小麦粉に変えてください。きなこやクルミをいれてもおいしく食べることができます。

以上、おいしさも栄養も考慮!妊娠中に作りたい手作りスイーツ・おやつレシピでした!

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