内診は恥ずかしさがあると痛みを感じてしまうかも
あ~ちゃんママ(1981年生まれ/子供6人/安産の達人)です。私は生理が遅れて1週間目に妊娠検査薬で陽性反応が出たので、慌てて受診をしました。慌てた理由は、生理予定日前に風邪をひいて薬を飲んでしまっていたので、心配で仕方がなかったからです。
母親や姉が出産した個人病院を選びました。知らない病院に行くのは怖かったため、ちょっとでも知っているほうが安心できると思ったからです。夫にはまだ話す前に受診をしました。ちゃんとわかってから話をしたいのと、驚かせたい気持ちから初診時は内緒にしていました。
電話での予約はいらなかったので、健康保険証と、生理用ナプキンと、多めのお金を持って直接病院に行きました。受付で「妊娠検査薬で陽性反応がでていて、生理が遅れているのですが・・・」と言うと、おばちゃん看護師さんに「こちらを書いてお待ちください」と問診票を渡されました。
服装は、ワンピースで行きました。姉から「内診するときに下着を脱ぐので、ワンピースだと下半身丸出しにならず、あまり恥ずかしくないよ~」と教えてもらったからです。
実際、下着だけのほうが露出感はありませんでしたが、内診台の上ではやっぱり恥ずかしかったですが(汗)、少しは軽減されます。
「あ~!早く終われ~!」
尿検査と問診と内診でした。尿検査のときは、コップの「え・・・これどのくらいまで入れればいいの?」と思いながらいっぱいまで入れて、ちょっとづつ捨てて最終的に底から2センチぐらいのところまで調整しました。
診察はとても優しそうなおじいちゃん先生で「生理遅れてどのくらいなの?心当たりは?」と聞かれ「遅れて1週間で心当たりはあります。ただ、1週間前に風邪をひいて39度の熱が出て、薬を飲んでしまってるのですが大丈夫ですか?」と答えました。
先生に「とりあえずは内診してみようね~」と言われて、カーテン1枚隔てた向こう側の薄暗~い内診台に案内されました(ドキドキ)。
内診台は自分で足を乗っけて開くタイプで、先生とはカーテンで仕切られていて、とても冷たく感じました。「恥ずかしい」と思いながら下着を脱いで、いざ内診台の上へ。「カメラ入れるからチカラ抜いてね~」と言われたものの、初めてのことなので上手にチカラは抜けません。
先生「う~ん、赤ちゃん確認できないなぁ・・・」と言うなり、カメラを抜いて内診へ。そのときは先生がグリグリするし、器具のカチャカチャという音がやたらと耳について余計に力が入ってしまい「あ~!早く終われ~!」とずっと思っていました。
先生からは「子宮口の柔らかさから、たぶん妊娠だとは思うけど、赤ちゃんの心拍確認できないから、また来週に来てくださいね~」と言われました。ものの5分ぐらいだったけれど「やっと終わった!」って思うぐらい長~く感じました。
内診台のタオルは使わないほうがいい
診察は30分もかからなかったです。でも初めてのことなので、10分ほどの待ち時間がとってもなが~く感じました。診察が終わったころにはドキドキしすぎて手汗をかいていました(笑)
初診料は3,000円でした。もっとかかると思っていたので、「とても安くてラッキー!」と思いました。
生理が遅れてすぐに受診したい気持ちがあると思いますが、早くても1週間以上たってから行ってみてください。早すぎると心拍の確認ができず「また1週間後に来てください」と言われて妊娠確定できないことがあるからです。
尿検査があるので、トイレはなるべく直前には行かないようにしてみてください。いざ検査のときに「出ない・・・汗」なんてことがなくなります。
内診は恥ずかしいと思ってチカラが入ってしまうと、痛い思いをすることがありますが、なるべくリラックスして息を吐きながらだと痛くなかったです。シャワーで洗って清潔にしてから行くと良いです。
ちなみに、内診台でタオルをかけてくれる病院がありますが、なるべくなら使わないほうがいいです。なぜなら、使いまわしている病院だと毛じらみをもらう可能性があるからです。私の友人のうち3人は毛じらみをもらったと聞きました。その話を聞いてから私は一切タオルは使っていません。
元産婦人科看護師が教える!内診の裏ルール
なな(1989年生まれ/子供1人/元婦人科看護師)です。私は妊娠5週ごろ受診しました。あまり早く行っても胎嚢の確認ができないことを知っていたためです。陽性がでて胎嚢確認ができる平均的な週数まで待ちました。
周囲の評判が良く、サービスが充実していて、産後のフォローもしっかりしている病院を選びました。
主人には付き添ってもらいました。「赤ちゃんがいる」ってなったときにその場で一緒に喜べてよかったです。また、男性はなかなか父性が湧くことが難しいと聞いていたので、なるべく付き添ってもらうことで「父性が湧くといいなぁ」と思っていました。
結構なお金がかかると聞いていたので、1万円くらいと、携帯、保険証、ナプキンを持っていきました。受付に着いたら「検査薬で陽性だったので、妊娠しているかどうか診てもらいたいのですが。」と伝えました。
服装は、エコーの際に下着が脱ぎやすいようにワンピースで行きましたが、正解でした。病院が忙しそうでせかされたし、尿検査もあったので、脱ぎやすい服装が一番です。
経腟エコーがとても痛かった
問診票に沿って先生に詳しく話を聞かれてから、「エコーで診なくちゃわかんないから」と言われ、エコー室へ移動しました。
私が下着を脱いで準備をしているとき、先生も助産師さんもせっかちで、「どうですか?準備できましたか?」と聞かれ、私は「そんな早く準備できないよ」と焦っていました。初めての経腟エコーでしたが、とても痛かったです。
男の先生は一人では診察できないルールがある
1時間くらいかかりました。初診料は8,000円ほど支払いました。実費になると「こんなにもかかるんだ。これからもこんなにかかっていくなんて心配だ」と感じました。
経腟エコーや診察は、誰でも恥ずかしいと思います。でも、産婦人科の先生、助産師さんは普段何人もの人を診ているので、なんとも思いません。私が働いているときもそうでした。堂々としていてください。
恥ずかしがっているほうが診察に時間がかかってしまうので、そのほうがツライです。
また、男の先生が診察する場合は、1人では診察できないはずなので安心してください。女の助産師さん、看護師さんが必ず補助で入ります。最近では産婦人科ではそのような体制をとるようにしています。どうしても男の先生が嫌でしたら、最初から女の先生を選択するといいです。
そして、不安に思っていることは、先生でも助産師さんでも看護師さんでも誰でもいいので、なんでも伝えておくと安心できます。私は、不安に思ったことなどがあったらメモをして、次の受診のとき先生に相談していました