妊娠検査薬の使用体験談をお届けします。今回は、31歳の時に第二子の妊娠が発覚し、クリアブルーで陽性反応を確認し、無痛分娩の産婦人科クリニックで妊娠確定が出るまでのお話です。
今回の登場人物
1982年生まれ。当体験談の執筆時で3歳と1歳の子供を持つ専業主婦。
いつも冷静沈着。帰宅後は寝転びながらTVを見るのが趣味。
前の会社の同僚。1歳の子供を持っていて話が合う
愛知県名古屋市緑区にある産婦人科「ロイヤルベルクリニック」の勤務医師
序章:寝不足でもないのに1日中眠くてフラフラになる
今からお話する内容は、2014年3月ころ、専業主婦で2歳の娘の子育て中だった私(当時31歳)が、第二子の妊娠発覚時に実際に体験した話です。当時の私は、第一子の娘を妊娠した時に妊娠まで2年近くかかっていて、妊娠しにくい体質だと自覚していました。なので、避妊はせずに、
そろそろ娘も大きくなってきたし、妹か弟を作ってもいいかな。妊活するほどでもなく、(ゆるく)できたらいいなー。
くらいに考えていた毎日を送っていました。そんな日々が続いていた生理3日前くらいに、その兆候は突然やってきました。とにかく、倦怠感と眠気が酷いのです。
私は普段ならソファでうたた寝などすることもないのですが、気づくとずっとソファでウトウトすることが多くなりました。2歳の娘がおもちゃをひっくり返して大きな音を立てても、「ハッ」と気づくのですが、すぐに眠ってしまうのです。
眠りに身体が全く抵抗することができない状態でした。なったことはないけど、まるで「ナルコレプシー」のようでした。(※ナルコレプシーとは、通称「過眠症」と呼ばれ、場所や状況を選ばずに強い眠気が起きる睡眠障害のこと。)
意思では全くコントロールできない眠気で、寝不足でもないのに1日中眠たくて眠たくてフラフラでした。ふとした瞬間に意識を失ってしまう、といった眠気が毎日続きました。
第1章:こんなに簡単に妊娠するはずがない。けど、念のため検査薬で確認
また、軽い吐き気と胸の張るような痛みもありましたが、生理前はいつもそうなので気にもしませんでした。その時は、
いつものPMSの一種かな?
と思っていたのです。ですが、生理日になっても生理が来る気配がないのに気づきました。第一子の娘を生む前は生理不順だったのですが、生んでから4か月で生理が再開し、そこからはほぼきっちり予定日にきていたのに・・・。娘を妊娠した時は2年近くかかって、妊娠しにくい体質だと自負していた私は、
心当たりがあるのは1回だけだし、それで妊娠するはずがない!
と思っていました。でも、なんだかおかしいのです。「おかしいって何が?」と聞かれても答えようがないのです。女の勘というか・・・違和感のようなものがフツフツと沸いているのを感じました。
もしかしたら・・・
と思い、念のために妊娠検査薬を使ってみることにしたのです。実は、2年前の妊娠では妊娠検査薬は使用しませんでした、生理不順と勘違いして産婦人科へ行って妊娠が発覚したからです。一応、妊娠検査薬は何度か使ったことはあるものの、
安いものでもないし、きちんとリサーチしてから今度は買いに行こう!
と、まずは口コミや体験談を読み漁りました。