WordPress本体は、2021年1月31日にリリースされたバージョン5.6から、メジャーアップデートの自動更新がデフォルトで「有効」になっています。(な、なんだってー!!)
そのため、無効にしておかないと、勝手にメジャーアップデートしてしまいます。メジャーアップデート前にテーマやプラグインが最新版に対応していないと、思わぬ不具合やエラーが発生する可能性があります。
そこで、この記事ではWordPressのメジャーアップデートの自動更新を無効にして、マイナーアップデートのみ自動更新にする方法を解説します。
メジャーアップデートの自動更新が勝手に有効になっているケース
まず、WordPress5.5以前から使っていて、アップデートで5.6以降を使っているブログサイトなら問題ありません。
対象となるのは、この記事を書いている時点で言うと、WordPress5.8.xを新規でインストールして、メジャーアップデートの無効設定をしていないブログサイトです。
WordPress管理画面の「ダッシュボード」>「更新」をクリックすると、次のような画面になります。
このサイトは WordPress の新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます。
メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新に切り替えます。
と表示された場合、メジャーアップデートが「有効」になっています。
ちなみに、メジャーアップデートとは「5.8.1」→「5.9」のようにバージョンが上がることを指します。マイナーアップデートは「5.8.1」→「5.8.2」のようにバージョンが上がるものを指します。
マイナーアップデートのみ自動更新にする方法(安心)
メジャーアップデートの自動更新を「無効」にして、マイナーアップデートのみ自動更新にするには、先ほどの画面の「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新に切り替えます。」をクリックするだけでOKです。
リンクをクリックすると、「WordPressは今後、自動セキュリティおよびメンテナンスリリースのみ受け取ります。」というメッセージが冒頭に表示されます。
画面中央は、
このサイトは WordPress のメンテナンスリリースとセキュリティリリースのみで自動的に最新の状態に保たれます。
WordPress のすべての新しいバージョンに対する自動更新を有効にします。
という表示に変わります。これでセキュリティ面の重要なアップデートのみ自動で更新されるようになります。
WordPress本体をメジャーアップデートするタイミングはいつがいいの?
WordPress本体をメジャーアップデートするには、使っているWordPressテーマとプラグインが最新バージョンに対応してからにしてください。
私のおすすめは、お使いのレンタルサーバーのWordPressの自動インストールがメジャーアップデートに対応したタイミングです。
安心と信頼のロマン輝くエックスサーバーなら、メジャーアップデートに対応したら「メール」でお知らせしてくれますので安心です。
こういったお知らせをメール配信してくれないレンタルサーバーもあります。WordPressを使ったブログやサイトを運営するなら、細部まで配慮が行き届いたエックスサーバーを使っておくと安心です。
というわけで、WordPress本体の自動更新がメジャーアップデートも含まれていないか、設定を確認してみることをおすすめします。
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